先月末から今月初めにかけて、急速に発達した低気圧の接近で北海道は全域で暴風雪や猛吹雪に見舞われるなどして天候が大いに荒れ、それに伴う交通の乱れや、吹雪や積雪に絡む事故も相次ぎました。
降雪量も一気に増し、昨年の札幌は１月が積雪のピークでしたが、今年は３月のこの時期が積雪のピークとなり、道路脇の雪山は先月よりも更に高く大きな壁となりました。
…と思っていたら、一転してこの週末からは気温が上がり、札幌では雨が降るなどして各所で雪が一気に融け出し、当社の境内でも、啓蟄らしく、一部では地面の雪が無くなり、御影石や砂利などが露出するようになってきました。
実際には３月下旬でも札幌はまだ雪は降りますし、寒い時だと５月に入ってからも雪が降る事もありますから、このまま雪が降る事なく氷雪が一気に融けて全て無くなってしまう、という事にはならないでしょうが、それでも、漸く、雪国の北海道に春が近づきつつある事を感じられるようになってきました。
（田頭）
