札幌の根雪がなくなるのは平年４月２日です。４月は、数ヶ月間札幌の街をずっと覆っていた雪が一気に解け出し、冬から春へと季節が目まぐるしく変化する月です。しかし、どういうわけか今日の札幌は、午後から深々と雪が降り続いています。
この時期ですから、さすがにホイールローダーや融雪機等を使って本格的な除雪をする程に雪が積もることはないでしょうが、しかし、境内の樹木の「冬囲い」は先月下旬頃に既に外しており、また、地鎮祭の現場などでは雪が解けずに残っていると地盤が泥状となり足場がとても悪くなるため、この時期の降雪は、正直勘弁してもらいたい、というのが率直な心境です。
札幌管区気象台では、先月末日に札幌の積雪がゼロcmになったと発表しましたが（そうはいっても当社の境内には相変わらず雪が残っていましたが）、この降雪により、春の到来はもう少し先になりそうです。北海道上空に寒気が流れ込んだことで冬型の気圧配置が強まったため雪が降ったとのことで、今日の札幌は気温もかなり低くなっています。
ところで、今月になってやっと「北海道地方 第１回」の桜の開花予想が発表されました。「本年のさくらの開花は北海道地方では平年並の見込みです」との予想で、札幌では５月６日に、北海道神宮境内の標本木、ソメイヨシノが開花する見込みです。
（田頭）
