当社の鳥居の脇に生えている落葉広葉樹のドウダンツツジが、この時期、真っ赤で鮮やかな紅葉を見せてくれています。低木ながら周囲の風景とのコントラストが素晴らしく、とても綺麗です。
放射状に出る枝の状態が、結び灯台(宮中での夜間公事などで用いられた照明具)の脚に似ている事から灯台ツツジと云われ、そこから転訛してドウダンツツジと云われるようになったそうです。ドウダンツツジは主に西日本で多く見られ、関東以北ではあまり一般的ではないのですが、芽吹く力が強く寒冷地でも耐えられるため生け垣として最適な樹木とされ、そのため北海道でも、当社のように生け垣や庭木、植え込みなどとして植えられている事が少なくありません。
(田頭)