西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

昨今の社務の状況

境内

天候の荒れた昨晩から一転して今日は天気が回復し(但し午前中は雪が少し降っていましたが)、しかも三連休の中日(日曜日)という事もあり、今日、当社には多くの参拝者が訪れました。とはいっても、勿論三が日の時の人出とは比較になりませんが、それでも、今日はいつもよりは参拝者が多く来る事が見込まれたため数日ぶりに助勤の巫女さんに出社して貰い授与所に詰めて戴き、また、警備員さんにも来て貰って駐車場で交通誘導整理をして貰うなどし、今日当社の境内はそれなにりに活況を呈しました(写真参照)。

私は、午前中は神社の外で地鎮祭の奉仕をさせて頂き(北海道では積雪期のこの時期にも家は建てられています)、昼からは神社に戻って主に社殿での御祈祷を奉仕させて頂きました。ところで、今日はお問い合わせの電話も多く受けましたが、多分どこの神社も同じだと思うのですが、この時期神社にかかってくる電話の大半は「そちらの神社ではどんど焼きってやっていますか」「どんど焼きは何日にするのですか」というお問い合わせです(当社の場合は、それに加えて人形供養に関するお問い合わせも多いですが)。当社では、どんど焼きは毎年1月15日に行っており、どんど焼きでお焚き上げする納め物(注連縄、注連飾り等)のお預かりは、毎年1月7日から行っております(この件についての詳細は今月7日付の記事を御参照下さい)。

これはかなり極端な事例だと思いますが、神社によっては、毎年この時期(1月の2〜3週目頃)にはどんど焼きに関するお問い合わせの電話が数分から数秒おきに社務所にかかってきて社務に支障をきたし、そのためこの時期の電話はテープによる自動音声で応対をしている所もあるそうです(どんど焼きの案内を音声で流した後に「どんど焼き以外の御用件がある方は数字の○を押して直接係員とお話し下さい」というような案内を流すそうです)。

当社の場合、三が日に行う御祈祷の半数程度は家内安全の御祈祷(今年一年間家族が無事平穏・円満に過ごせますようにと願う御祈祷)ですが、三が日が過ぎた今の時期は、厄祓いの御祈祷(厄年に当たっている方が厄を祓うために受ける御祈祷)が大半を占めており、この厄祓いの御祈祷の件数は、例年2月3日(節分の日)にピークを迎え、その翌日以降は一気に減ります。

そのため、今月15日のどんど焼きが終わると、一応当社では先月26日からずっと続いていた年末年始の特別態勢が終了し(授与所も閉まります)平常時の態勢に戻りますが、本当に一段落したなと実感できるようになるのは節分の終了時かもしれません。もっとも、節分の後は2月11日に建国記念祭という中祭が執り行われ、その後は3月に人形供養祭が執り行われるため、実際に社務に余裕が出てくるようになるのは人形供養祭が終わった後かもしれませんが。

(田頭)

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