今日は午前１０時から、当社の神輿会「神力會」の会員の方々と、御助勢のため当社に来て下さった他会（小樽の神輿会）の方々により、年末恒例の行事である「煤払い」（すすはらい）が行われました。
煤払いとは、煤や埃を払い清めるため年末に行う大掃除の事を云うのですが、単なる大掃除という訳ではなく、一年間の厄を祓い落として歳神様（としがみさま）をお迎えするという宗教的な行事でもあります。煤払いの宗教的な意味については、以下の記事で更に詳しく書かせて頂きましたので、こちらも御参照下さい。
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20061210
今日当社で行われた煤払いでは、拝殿向拝の梁や軒下に溜まった一年分の塵や埃が払い落され、更に、拝殿・参集殿・社務所などの窓ガラスも全てピカピカに磨かれ、台所やトイレもいつも以上に丁寧に清掃されるなど、境内全域で大掛かりな掃除が行われました。
下の写真は、神力會の会員さんが、煤払い用の特製ハタキ（先端に笹の束と紙垂を取り付けた長さ３mの竹竿）で、向拝軒下の埃等を取り除いている様子です。ちなみに、この写真では、向拝から吊り下げられている鈴緒は１本だけですが、もうすぐ初詣シーズンを迎える事から、この写真を撮ったすぐ後、鈴緒は後２本追加され、今は３本の鈴緒が吊り下げられています。
下の写真は、神力會の会員さんが、特製ハタキで社務所軒下の埃等を取り除いている様子です。
そして煤払いの後は、参集殿において、昼食を兼ねて神力會の忘年会が行われました。忘年会ではビンゴゲームも行われ、皆さん大いに盛り上がりました。下の写真３枚は、つい先程撮影した、その忘年会の様子です。
忘年会は、午後３時頃に一旦中締めとなりましたが、その後も、何人かの方々はそのまま参集殿に残り、５時頃まで、当社の宮司も含め皆さん楽しくいろいろと語り合っておられました（笑）。神力會の皆様方、今年一年間お疲れ様でした！そして、小樽から来て下さった他会の皆様方、年末で御多忙の所わざわざ当社まで来て下さり、どうもありがとうございました！
（田頭）
