西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

境内の注連縄と紙垂を張り替えました

手水舎の注連縄と紙垂

気象庁サイト内のページ「今日の全国観測値ランキング」によると、今日午後1時現在、日本国内で最高気温が観測されたのは東京都小笠原村小笠原諸島父島)の34.1℃、逆に国内で最低気温が観測されたのは北海道上川支庁管内占冠村の氷点下35.8℃で、同じ国内でありながらその気温差は70℃近くもある事になります。

今日の札幌(西区)は、そのほぼ中間の気温・氷点下1℃で、占冠に比べると30℃以上も暖かい事にはなりますが、東京を始め関東圏の都市がだいだい9〜10℃を観測している事からも分かるように、全国的な平均値よりはかなり低い気温で、だいたいこのような日は、誰と会っても「いやぁ、今日は寒いねぇ」が開口一番の挨拶となります(笑)。

0℃を下回っているその寒空の中、今日は、手水舎の周りと、授与所窓口の前の、注連縄(しめなわ)や紙垂(しで)を張り替える作業を行ないました。拝殿向拝の紙垂は、先日の煤払いの時に既に張り替えていたのですが、手水舎や授与所ではまだ張り替えていなかったのです。ちなみに、貼付の写真が新しく張り直した手水舎の注連縄と紙垂です。この写真では小さくて少し分かり辛いかもしれませんが。

注連縄を張る作業は兎も角、紙垂を注連縄に取り付ける作業は、指先での細かい作業が必要になるため手袋や軍手等をはめていてはできず、素手で行うのですが、氷点下の屋外で素手で作業をすると、寒さのため両手の指先が段々と痛くなってきたり痒くなってきたりするため(外気に触れていないはずの足の指先まで寒さで痛くなってきます)、今日の張り替えは、時々使い捨てカイロを握り締めながらの作業となりました(笑)。

現在、当社の境内ではお正月に向けての準備が着々と進んでおり、授与所の窓口を開ける今月26日からは、平時の態勢からいよいよ年末年始の特別態勢へと切り替わります(26日からは助勤の巫女さん達も出社します)。世間一般では、今時はクリスマスが強く意識される時期なのかもしれませんが、神社では早くもお正月、そしてその先に訪れるどんど焼き節分を見据えています。

(田頭)

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