西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

今冬初の真冬日

「絵馬掛け」と「おみくじ掛け」

昨日、札幌の最高気温は−1.3℃を記録し、この冬初めて最高気温が0℃を下回りました。最高気温が0℃を下回る日を「真冬日」というのですが、札幌は昨日、ついに今冬初めての真冬日を迎えました(札幌での真冬日は昨年に比べて一週間早いです)。昨日の札幌の最低気温は、札幌管区気象台の発表では−5℃とされていますが、私が神社からの帰途に見た道路脇に設置されている電光温度計では「−7℃」を表示していました。とにかく寒かったです。

そして、上空に居座った寒気の影響により、道内は今日も各地で激しく冷え込みました。今日の札幌は最高気温−1℃、最低気温−6℃を記録し(同気象台発表)、昨日に引き続き再び真冬日となりました。昨日・今日の2日間は、道内各地でこの冬一番の冷え込みを記録し、道内で最も気温が下がった釧路管内弟子屈町では−17.8℃を記録したそうです。この寒さのため今月からは、神社を退社する夕方頃には、水道の凍結を防ぐため社務所台所の水道を落とす(水抜きする)ようにしています。

積雪は、札幌ではまだ少なく、当社の境内では所々が雪で白く覆われている程度なのですが、しかしこの寒さだとその少ない雪も融けそうにないので、もしかすると札幌ではこのまま根雪(長期積雪)になるかもしれません。実際、札幌で根雪となる初日の平年値は今日(12月4日)なので、時期的にも、例年今頃から根雪になっています。ちなみに、空知管内幌加内町の朱鞠内(しゅまりない)では、今日午前7時の時点で既に1mもの積雪を記録しています。

今日は、授与所前に設置されている「絵馬掛け」や「おみくじ掛け」(写真参照)に掛けられている古い絵馬やおみくじを取り外す作業を行いました(取り外した絵馬やおみくじは来月のどんど焼きの際に全て納燃させていただきます)。また、今月の中旬頃までには、神輿殿手水舎、授与所などに張っている注連縄も全て新しいものに張り替えます。毎年、こういった作業をすると年の瀬が迫っていることを特に強く実感します。新年を迎えるまで、あと二十日とちょっとです。

(田頭)