いろいろあった平成２０年も、ついにあと３週間で終わります。年末が間近に迫ったこの時期ですから、当然神社では（当社に限らず全国どこの神社でも）お正月に向けての各種の作業・準備が進められています。
お正月に向けてしなければならない事はいろいろとありますが、今日私は、新年の御祈祷を受けた方にお渡しする木札（御祈祷札）の奉書紙数百体分に、それぞれの御祈祷名（厄除、家内安全、開運招福など）のハンコを押す作業を黙々と行っていました。（下の左側の写真参照。但し星厄消除、八方除、安産、初宮はそれぞれ専用の御祈祷札を使っているためハンコは押しません。）
上の右側の写真は、先程授与所の中で撮影した、来年の干支に対応した破魔矢（はまや）、鏑矢（かぶらや）、弓付き雁股矢（かりまたや）などです。これらの授与品は、いずれも今月２６日から授与所にて授与を開始させて頂きます（授与所を開けるのが２６日であるため、授与所の窓口では２６日から授与を開始致しますが、それ以前に受けたい方へは社務所の窓口にて授与をさせて頂きます）。
今週から来週にかけては、境内各所の整備・装飾等の作業（手水舎・神輿殿・授与所に張り巡らせている注連縄や紙垂を全て取り替え、拝殿向拝や社務所玄関に幕を張り、各所に提灯傘を設置し提灯を吊るすなど）を行ったり、新年の御祈祷の授与品セットの調整を全て終わらせたり、師走の大祓式の授与品の準備等をするなど、いろいろとしなければならない事があります。
年末年始に助勤してくれる巫女さん達のシフトも決まり、神社にとって最大の繁忙期であるお正月が刻々と迫りつつある事を実感しています。もっとも、丁度一ヵ月後の今頃には、初詣シーズンも一段落していて忙しさも大分落ち着いているとは思いますが。
（田頭）
