西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

節分祭・豆撒き

節分の日(立春の前日に当り、かつては元日同様、年の初めとされた日)の今日、当社では午後3時から節分祭が執り行われ、3時半からは、第二駐車場にて、毎年恒例の豆撒き(豆打ちの儀)が行われました。今日の札幌は、最高気温が氷点下9.5℃、最低気温が氷点下12.5℃を記録し、9年ぶりに最高気温が9℃を下回る極寒日となりましたが、そんな寒い日(しかも平日)であるにも拘わらず、今年も、豆撒きには多くの方々が来て下さいました。

下の写真は、豆撒きに先立って社殿で斎行された節分祭の様子で、今年「年男」「年女」に当っている方々や、当社の関係者(萬燈保存会会長、神力會会長、恵比須様・大黒様・獅子赤鬼の各所役奉仕者など)、来賓として来て戴いた「2009年ミスさっぽろ」の郄室さん等が参列されました。

平成22年 節分祭

下の写真は、節分祭の後に行われた豆撒きの様子で、恵比須様奉仕者舞台上から矢を放ったり、大黒様奉仕者が舞台上から小槌で舞台前の参列者達のお祓いをするなどの一連の所作が行われた後、舞台の上から豆やお餅が一斉に撒かれました。節分で豆を撒くのは、農耕が生活の中心だった時代には、五穀の一つである大豆には穀物の霊が宿っておりその霊力によって悪霊や災難を退散させる事ができる、と考えられていたからです。

豆撒き・餅撒き

豆撒き・餅撒き

豆撒き・餅撒き

豆撒き・餅撒き

今年も、萬燈保存会の方々が奏するお囃子と共に、豆撒き・お餅撒きが賑々しく執り行われ、舞台から撒かれる豆やお餅を直接受け取ろうとする人々や、地面に落ちた豆やお餅を拾おうとする人々の歓声で会場は大いに盛り上がりました。

なお豆撒きの舞台は、例年同様、今年も第二駐車場全体を南北二つに分断するような配置で中央に組み立てられ、舞台の南側は大人専用の会場(下の2枚の写真のうちの上段に写っている会場)、舞台の北側は子供専用の会場(下の2枚の写真のうちの下段に写っている会場)とし、大人と子供はそれぞれの会場に分かれて豆やお餅を拾って戴きました(大人と子供が同一会場に混在すると、特に背の小さなお子さんが、手を広げて豆を受け取る事に夢中になっている大人の目に入らず押し倒されたり踏まれたりする危険があるからです)。

豆撒き・餅撒き

豆撒き・餅撒き

舞台上から撒かれた豆やが入っている袋には、神力會の会員さん達によりそれぞれ番号が記されており、豆撒きの後は、それぞれの番号に応じた副賞が授与所の窓口にて、豆撒きに参加された皆さん方に授与されました。そして、その後は、何日も前から今日の豆撒きの準備をして下さった神力會の会員さん達により、参集殿直会が開かれました。

なお、今日の節分祭、豆撒き、副賞授与、神力會の直会等の様子を写した写真は、「西野神社アルバム」の「平成22年2月 節分祭・豆撒き 」のページ(下記URL)にも多数アップさせて頂きましたので御覧下さい。

http://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/220203%20%E7%AF%80%E5%88%86%E7%A5%AD/?sort=old

今日当社で行われた豆撒きに参加された方が書かれた、以下のブログも御参照下さい。こちらの記事には動画もアップされています。

http://konotantan.jugem.jp/?eid=377


(田頭)

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