西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

和柄守

今日は、当社で頒布している各種授与品のうち、最近特に人気がある「和柄守」(わがらまもり)というお守りを紹介致します。
このお守りは、以下の写真のように全部で8種類あり、それぞれ異なる、日本の伝統的な和柄・文様が刺繍されています。ちなみに、以下の写真には写っていませんが、お守りの裏面には西野神社の社名も刺繍されています。

和柄守(籠目、鱗、七宝、亀甲)

和柄守(青海波、唐草、蜻蛉、結び文)

お守りの大きさ(台紙や紐などは含まない)は、いずれも縦が約6cm、横が約3cmで、初穂料は各500円です。
なお、それぞれのお守りの和柄の名称と、それに対応する御神徳(御利益)は、以下の通りです。


【籠目】 (かごめ)
災難厄除、悪霊退散
五芒星が連続しているようにも見える事から、鬼が嫌う魔除けの文様とされる。人の精神が浮遊するのを囲い止める意味でもあった。

【鱗】 (うろこ)
災難厄除、金運上昇
蛇を連想させる文様は脱皮をあらわし、厄を落として再生する意味が込められている。

【七宝】 (しっぽう)
商売繁盛、家族円満
絶える事のない永遠の連続・連鎖と拡大を意味し、円満、調和の吉祥文として親しまれている。人と人との関係が円満に広がる様を表す縁起の良い文様。

【亀甲】 (きっこう)
長寿、厄除け、開運
亀の甲羅に似ている事に由来。長寿の吉祥文として利用された。亀は、長寿の象徴であると共に、厄を祓い身を守ってくれる文様として、古来より愛されている。

【青海波】 (せいがいは)
技芸上達、開運招福、海上安全、大漁満足
未来永劫への願いが込められた吉祥文。穏やかな波のように平穏な暮らしがずっと続くようにという願いが込められた、非常に縁起の良い文様。

【唐草】 (からくさ)
未来永劫、身上加護、病気平癒
生命力が強くどんどん成長していくツル草を表現した、長寿と繁栄を願う文様。

【蜻蛉】 (とんぼ)
武運長久、立身出世、学業、合格
「前にしか進まない」というトンボの特性から潔いとされ、「勝ち虫」とも呼ばれるトンボを図案化した、縁起の良い柄。長寿と繁栄を願う文様。

【結び文】 (むすびふみ)
復縁祈願、心願成就、商売繁盛
細く折った手紙を図案化したもの。相手に気持ちが伝わり、結ばれるようにとの意味が込められている。平安時代の雅を思い起こさせる文様。


伝統的な和柄の文様がお好きな方は、是非これらのお守りの中から、御自分に合った柄もしくは御神徳のお守りをお受け下さい。
また、当社で頒布しているお守りの種類は、他所の神社さんに比べるとかなり多いほうだと思いますが、それでも、この和柄守にしかない御神徳(技芸上達、海上安全、武運長久、復縁祈願など)のお守りもありますので、そういった御神徳にあやかりたいという方も、是非これらのお守りをお受け下さい。


(田頭)

人気blogランキングへ