西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

平成31年 合同人形供養祭の御案内

当社では毎年ひな祭り(3月3日)の次の日曜日に、慣例により「人形供養祭」という祭典名で、お焚上げに先立つ人形清祓の神事を斎行しており、今年は3月10日の午前11時から参集殿に於いて合同での人形供養祭を執り行います。
ひな祭りの当日ではなく、ひな祭りの次の日曜日の斎行となるため、毎年飾っておられた愛着のあるひな人形をお納めになる方は、是非、ひな祭りの日に御自宅でそのひな人形をお飾りし最後のお別れをされてから、当社へとお納め下さい。

人形供養祭に参列される方は、当日、神社に納める人形・ぬいぐるみ等と、後述する初穂料を御持参の上(但し事前に納められた方は不要です)、午前10時50分頃までに御来社下さい。

平成30年3月 西野神社人形供養祭
平成30年3月 西野神社人形供養祭

都合により当日参列する事が出来ない方や、当日参列はするものの人形だけは事前に神社に納めておきたいという方は、本日(2月15日)から、来月10日の人形供養祭当日までの間(時間は、平日・土日に関係なく毎日午前9時~午後4時半までの間)に、その人形・ぬいぐるみ等を当社の社務所までお持ち込み下さい。
遠方にお住みの場合や、その他の事情により直接当社まで持って来る事が困難な場合は、郵送でもお受けしておりますが、人形供養祭当日の3月10日を過ぎると原則として次のお預かり期間(5月1日~7月31日)までお預かりは出来なくなりますので、直接持って来られる場合も郵送の場合も、当該期間内にお納め下さいますようお願い致します。

合同人形供養祭 受付

 

【初穂料について】
お金はあくまでも「お気持ち」として納めて戴くものなので、厳密に金額を設定しているわけではありませんが、一応の目安として、「人形・ぬいぐるみ等の数や大きさに関係なく、45リットルのビニール袋1袋に収まる程度の量で3千円」を基準に納めて戴いております(人形が1体だけでも、あるいは何十体であっても、1袋に収まる量であれば3千円、という基準です)。
そして、45リットルのビニール袋2袋分以上の場合は、1袋分増える毎に2千円ずつ加算させて頂いております。
ちなみに、「45リットルのビニール袋1袋分で3千円」「1袋分増える毎に2千円ずつ加算」というのは、あくまでも、45リットルのビニール袋に「もし」入れたとしたら、という仮定の話、換算の目安であり、人形・ぬいぐるみ等を必ずしも45リットルのビニール袋に入れてこなければいけないというわけではありません。実際には、紙袋、段ボール箱など、どういったものに入れて持って来られても大丈夫です。

【神社にお納め出来るもの】
人形やぬいぐるみ、それに類する物全般をお受け致します。
人形であれば、ひな人形五月人形市松人形博多人形フランス人形民芸品の人形こけし女児用玩具の人形アニメキャラやゲームキャラのフィギュア等、どのようなものでもお預かりしており、大きさ・数量や、材質は問いません。
ダルマお面羽子板や、人形の絵が描かれた掛け軸なども、「人形に類するもの」としてお預かり致します。
また、本来「人形に類するもの」とは言えないのですが、動物の剥製についても、慣例によりお預かりさせて頂いております。

【なるべくなら御自分で処分されたほうが良いもの】
接着剤や金具等で直接人形に固定されている道具や、人形が手に持っていたり背負っていたり被っていたりする小道具などは、その人形と一緒に神社に納めて戴いて構いませんが、その他の道具、例えば、人形が入っていたガラスケースや、段飾りの段、ひな人形などの屏風、人形を梱包している箱などは、場合によってはお預かり出来ない事もあります。
一般に、段飾りのひな人形のセットなどには、人形以外にも豊富な数の道具類が付属しておりますが、そういった道具類は、御家庭で通常に処分されても差し支えありません(気になるようであれば、塩をかけてお清めするなどした上で御処分下さい)。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

紀元祭

本日・2月11日は、“我が国のお誕生日”に相当する「建国記念の日」です。
建国記念の日とは、当社本殿でお祀りしている御祭神のうちの一柱・鵜草葺不合命様の、御子であられる神倭伊波礼琵古命様が、大和国の橿原の宮(現在の橿原神宮)で初代天皇神武天皇」として御即位された日(日本書紀によると神武天皇元年正月庚辰朔)を太陽暦に換算し、その日(太陽暦での2月11日)を日本が建国された日としてお祝いする記念日です。

「建国をしのび、国を愛する心を養う」という趣旨のもと、国民一人ひとりが今日に至るまで建国の精神を守り伝えてきた先人達の努力に感謝と敬意を捧げ、我が国の更なる発展を願う「国民の祝日」でもあり、明治6年に「紀元節」として祭日に定められ、戦後、GHQによって一度は廃止されましたが、紀元節の復活を望む多くの国民世論を受けて、昭和41年、「建国記念の日」として、改めて国民の祝日に加えられました。

その「建国記念の日」の今日、当社では午前10時から総代会の会議が、11時からは、参列者全員で偉大な建国の大事業を祝福して感謝の真心を捧げる祭典「紀元祭」が、11時40分頃からは紀元祭直会が、それぞれ行われました。

平成29年12月 西野神社 除夜祭
平成30年 西野神社 紀元祭

 

なお、紀元祭神武天皇、建国の神話などについて御興味をお持ちの方は、以下の各記事(いずれもこのブログに過去にアップした記事です)も併せて御一読下さい。

神武天皇の御生涯
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20060403

神武天皇即位を元年とする皇紀について
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20060603

神武天皇が発せられた橿原奠都の詔について
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20090210

▼ 神話を知る事、学ぶ事の意義
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20110819

▼ 一度廃止された紀元節が、建国記念の日と名を変えて復活した経緯
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20120211

▼ 神話に起源を持つ王朝が現在も続いているのは日本のみである事の意義
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20160211

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

節分の豆まき・餅まきが行われました

今日(平成31年2月4日)は、二十四節気の一番目に当たる「立春」で、旧暦では一年の始まりとされる日、春の初日とされる日です。
その立春の前日に当たる昨日(2月3日)は「節分」で、昨日当社では、一年間の邪気や厄を追い払う節分恒例行事として、午後3時から社殿にて「節分祭」が、午後3時半からは第二駐車場で「豆撒き・餅撒き」(豆打ちの儀)の神事が、それぞれ執り行われました。
今年の節分は日曜日と重なった事もあって、「豆撒き・餅撒き」には、大変寒い中、例年以上に多くの方々が来て下さいました。

平成29年 西野神社節分祭(豆撒き・餅撒き)

 

平成29年 西野神社節分祭(豆撒き・餅撒き)


そして、「節分祭」や「豆撒き・餅撒き」が終わった後は、何日も前から今回の豆撒き・餅撒きの準備をして下さった西野神社神力會の会員さん達により、参集殿直会が開かれました。
神力會の皆様方、各種諸準備・作業(餅つき舞台の設営、景品の準備と配布、各所役の奉仕、その他)や後片付け等(舞台の撤収など)をして下さり、ありがとうございました。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

豆まき・餅まきの舞台が設営されました

2月朔日の今日は、午後2時から、西野神社副総代長や西野神社神力會の会員さん達、当社神職などにより、今月の節分(2月3日)の「豆撒き・餅撒き」で使われる舞台(ステージ)の設営が行われました。

節分「豆撒き・餅撒き」の舞台

 

福豆やお餅は、2月3日の午後3時半から、第二駐車場に設営されたこの舞台上から一斉に撒かれます。「豆撒き・餅撒き」の参加(撒く側のほうではなく受け取ったり拾ったりする側のほうの参加)は自由ですので、皆様当日はお誘い合わせの上、是非西野神社へお越し下さい!

西野神社「節分豆まき」 案内看板

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

「西野神社 社務日誌」は「はてなダイアリー」から「はてなブログ」に移行しました

株式会社はてな」さんが平成15年から提供を始めた「はてなダイアリー」というブログサービスを、平成17年2月18日から「西野神社 社務日誌」として約14年間に亘って利用し続けてきましたが、昨年8月31日付の記事で詳述した通り「はてなダイアリー」のサービス提供が終了される事になり(記事の投稿・編集機能については今日を以て廃止されます)、それに伴い、このブログ「西野神社 社務日誌」は、本日より「はてなダイアリー」から「はてなブログ」へと移行しました。

今まで「西野神社 社務日誌」にアップしてきた過去の記事(約3,000本)も全て、はてなブログへと移り、それら過去の記事へのアクセスも今後は全て新ブログにリダイレクト(新ブログへ自動転送)されるため、読者の皆様方にとっては、ブログの見栄え(色調やデザイン等)が少し変わる以外、特に目立って変わる部分は無いと思いますが、今まで同様、今後も引き続きこのブログを宜しくお願い致します。

ちなみに、はてなダイアリーとしての「西野神社 社務日誌」の、本日のページビュー(アクセスカウント)は、8,762,029カウントでした。今までこのブログを読んで下さった延べ870万人の皆様、ありがとうございました!

 

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西野神社 社務日誌 (はてなダイアリー)

 

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西野神社 社務日誌 (はてなブログ)

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

どんど焼き

西野神社では、例年通り小正月(1月15日)の今日、「古神札焼納祭」と「どんど焼き」の神事が斎行されました。昨年末から続いていた、西野神社での年末年始の一連の行事は、これにて全て終了致しました。
明日は、境内の復元作業や、授与品在庫の一斉確認(所謂、棚卸し)が行われ、明後日からは、漸く平時の態勢に戻ります。

平成31年 西野神社 どんど焼き

平成31年 西野神社 どんど焼き


文責:西野神社権禰宜 田頭