平成１７年度の道神青（北海道神道青年協議会）の研修会が、昨日から今日にかけて、１泊２日の日程で小樽市内のホテルで開催されました。道神青の研修会は、毎年１泊２日の日程で年に一度開催されており、今年の研修会には、全道各地から９０名の青年神職が結集しました。
神道青年会は、縦の流れで大まかにいうと、全国の神青（神道青年全国協議会）、各都道府県の神青（北海道の場合は「北海道神道青年協議会」）、各支部の神青（札幌支部の場合は「北海道神社庁札幌支部青年神職文月会」）の三種があり、全国の神青は各都道府県の神青によって構成されており、各都道府県の神青は、各支部の神青によって構成されています。今回の研修会は道神青の研修会で、私は支部の神青（文月会）の活動にはよく参加しているのですが、道神青の活動に参加するのは今回が初めてでした。
今回の研修会の主題は「温故知新 〜日本の神話と和歌から日本人の心と言葉を考察する〜」で、１日目は、「幸せへの道しるべ 日本の神話」という演題で出雲井晶先生（日本画家、日本の神話伝承館館長、神社本庁教化講師）が講演をされ、２日目は、「和歌 言霊の力」という演題で冬村勇陽先生（ＮＨＫ文化センター講師、元高等学校国語教員、士別神社権禰宜）が講演をされました。両先生の講演により、出席した青年神職たちは皆、世界に誇れる日本の神話や和歌についての理解を深めることができ、とても有意義な研修会となりました。
また、１日目の夜には、講演の後に懇親会が開かれ、神職同士の交流も大いに深めることができました（４次会までありました）。
（田頭）
