西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

九星守

九星守

当社では今月から「九星守」(きゅうせいまもり)という新しい授与品を扱わせて頂いており、今日の記事はその九星守を紹介させて頂く記事なのですが、その前に、まず「九星とは何ぞや?」という話を簡単にさせて頂きます。

「九星」とは、人間の運勢や吉凶の判断に用いられる九つの星(この場合の「星」とは「性」または「気」と同義)の事で、俗に「九星術」「九星占い」などと称される九星気学は、これらの星を五行と方位に配して人の生まれ年に当てて吉凶を占います。九つの星とは、具体的には以下の星の事です。

一白水星(いっぱくすいせい)、二黒土星(じこくどせい)、三碧木星(さんぺきもくせい)、四緑木星(しろくもくせい)、五黄土星(ごおうどせい)、六白金星(ろっぱくきんせい)、七赤金星(しちせききんせい)、八白土星(はっぱくどせい)、九紫火星(きゅうしかせい

人間は生まれながらに3つの「気」によって支配されており、その3つの「気」の組み合わせ(本命9星×月命9星×日命9星)から人間の大元は729通りに分類(厳密には生まれた時間帯によっても異なる「気」が存在する)されます。しかし、本命星、月命星、日命星が人体に与える影響は均等ではなく、特に日命星の影響力は他の2つと比較すると非常に小さい事から、人の運気は主に本命星と月命星の動き(計81通り)から決定されると言って概ね差し支えありません。

「本命星」とは、その人が生まれた年に年盤で中央に位置していた星の事で、運命上の重要な運気の流れ全体を支配していると同時に、特に「肉体」に関連した環境(住居、職場など)に強く影響を及ぼすとされています。一方「月命星」は、一時的な運気の流れを支配し、人間の「精神」に強く働きかけるため、感情や性格といった内面に影響を及ぼすとされています。そして、その人にとっての星は一生変わることが有りません。そこで、毎年の「星」の位置がどこにあるかによって、その年の吉凶や、相性の良い方位、悪い方位などが決まるのです。御自分の九星がどの星に当たるのかを御存知ない方は、当社サイト内「九星鑑定」のページ(下記URL)で、御自分の星をお調べ下さい。

http://nishinojinja.or.jp/kikkyou/hoshi.php

冒頭で紹介させて頂いた「九星守」とは、この九星気学に基づく運勢や吉凶に対してのお守りで、当社では各星毎に9種類を取り揃えております。貼付の写真は「一白水星」のお守りですが、これ以外にも8つのお守りがあり、九星全てのお守りの写真は以下のページに掲載させて頂きましたので御覧下さい。ちなみに、各写真はそれぞれクリックすると拡大表示されます。

http://nishinojinja.or.jp/photo/omamori/9sei.htm

御自身の星の運勢があまり良くない場合や、その星では「凶」とされる方位に行かなければならない場合などは、当社で「星厄消除」もしくは「方位除け」の御祈祷をお受けになるか、あるいは、当社の社務所にて御自分の星の「九星守」もしくは「方除札」、「星祭開運札」のいずれかを受けるようにして下さい。なお、九星については、当社サイト内の以下のページでも詳しく解説させて頂いておりますので、御参照下さい。

http://nishinojinja.or.jp/kikkyou/9sei.html

(田頭)