西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

土留(どどめ)構築開始

土留構築開始

神社の裏通り(平和1条2丁目〜同7丁目までを東西に貫く市道、特に名称はなし)と、当社境内内の表参道(鳥居下階段から拝殿まで続く石畳の道)の湾曲部とを連絡する全長約31mの裏参道(砂利道)に沿う形で、裏参道西側(神輿殿側)に土留(どどめ)が構築される事になり、今日からその工事が始まりました(写真参照)。

土留とは、斜面や段差の崩壊を防止するために設置される構造物で、自立式土留構造(構造物自体の剛性と基礎部の水平抵抗によって土留背面の土圧や水圧を支える工法で、土圧に耐えうる強固な構造)と、もたれ式土留構造(構造物の自重と土留背面の土圧をある程度拮抗させて支える工法で、自立式土留構造と比べると費用は割安だが広い面積を要する)の二種に大きく分類され、自立式土留構造の土留は擁壁(ようへき)とも云われますが、今日当社で着工した土留は自立式土留構造(擁壁)で、裏参道よりも高い位置にある神輿殿側の土・砂利や地盤が裏参道側に崩れないよう水平に壁が立てられます。

この壁は、最大高73cm、幅24cm、長さ約30mで、厚さ60cmの基礎(35cmの砕石層と20cmのベースコンクリート)の上に築かれます。表面は「グレー系御影石コブ出し仕上げ」となるそうで、今月中には完成致します。

(田頭)

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