西野神社合同新年会 - 西野神社社務日誌

昨日は午後６時から、昭和４２年まで当社の遥拝所が鎮座していた地に建つ西野福祉会館に於いて、西野神社総代会・西野神社萬燈保存会・西野神社神力會・西野神社敬神婦人会の西野神社関係４団体が共催する、毎年恒例の「西野神社合同新年会」が開催されました。

本年の合同新年会には約１００人の当社関係者が出席し、全員での国歌斉唱の後、中川副総代長が新年の挨拶をされ、続いて、来賓を代表して当社の宮司と、道議会議員や市議会議員の先生方がそれぞれ挨拶され、萬燈保存会の理寛寺会長の乾杯により開宴となりました。

乾杯の後は、まず最初の余興として、「神おん太鼓」と云う、西野神社神職有志による和太鼓の演奏が初めて公式に披露され、松澤権禰宜と越川権禰宜の二人がステージ上で勇壮な演奏を行いました（私はナレーション役として参加させて頂きました）。演奏曲名は「神々の誕生と水車返し」で、前半部では笙という雅楽器とのコラボレーションにより、神話で描かれている天地の創造や神々の誕生から、「齋庭の稲穂の神勅」を授けて下さった天照大御神までの物語をイメージした演奏が行われ、後半部では、水車の回る田園をイメージした、西野米というお米が栽培されていた当時の西野地方一帯の稲作原風景をイメージした演奏が行われました。

なかなか練習時間が確保できなかったため、今回の太鼓の演奏は、私達神職有志にとっては決して満足のいく出来ではありませんでしたが、幸いにして皆様方からは好評を戴く事ができ、お褒めや励ましなどの温かいお言葉を沢山頂戴する事ができました。皆様、御清聴どうもありがとうございました。

神おん太鼓の演奏の後は、合同新年会恒例の、景品付きのビンゴゲーム、景品付きのくじ引き、カラオケ、くじ引きによる素敵なお花のプレゼントなどが行われ、カラオケでは、各団体の代表者がそれぞれ正面中央のステージから、こぶしの効いた素敵な歌声を披露して下さいました。

そして、合同新年会の最後には、出席者全員で手を繋いで一つの大きな環を作り、日本を代表する唱歌の「故郷」を合唱し、本年の合同新年会も大盛況のうちに無事終了致しました。年始の忙しい中、毎年このような楽しい会を企画・準備・実行して下さる関係４団体の皆様方、どうもありがとうございます。また、このような素敵な新年会に毎年私達神社の職員も招待して下さり、どうもありがとうございます！