西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

地鎮祭でゲリラ豪雨に当たりました

豪雨

今日のお昼前、某所で地鎮祭を奉仕したのですが、その地鎮祭の現場で、所謂“ゲリラ豪雨”に当たりました。私が今まで外祭で経験した雨の中では、多分、今日の雨が最も激しい雨だったと思います。
現場にはテント(但し天幕のみで横幕は無し)が張ってあり、そのため幸いにして祭器具はそれ程濡れなかったのですが、私自身は、頭頂部から足の爪先まで、全身がずぶ濡れになりました。

豪雨の中、現場に到着した私は、雨の余りの激しさに少々戸惑いましたが、しかし一向に止みそうにないので、とりあえずは車から降りました。ところが、車外に出て数歩歩いただけで早速草履と足袋が水没し、その10秒後くらいには、私の車のすぐ横を横切って行った車に、道路の水溜まりの水を豪快・大量に跳ねられ、後頭部と背中と袴があっという間に水浸しになりました。背中がかなり冷たく感じられたので、一気に襦袢も濡れてしまったようで、もうここまで濡れてしまうと、傘をさしたり雨合羽を着ても手遅れなのですが(笑)、一応、雨合羽を着て、祭壇神饌の準備等をしました。
しかし、テントの下で、しかも雨合羽を着た状態で作業をしながらも、余りの雨の激しさにその後も私は濡れ続け、特に白衣と袴は大量の水を含んで、いつもより明らかに重く感じるようになってきました。

何とか無事(とも言い切れませんが)に祭典を終えて、神社へ戻るため車に乗り込みましたが、白衣も襦袢も袴も、もはや放っておいて自然乾燥するような状態ではなく、ずっと濡れていたため段々と寒気も感じるようにもなってきていたので、このままだと風邪を引いてしまうなと思い、神社へ戻る途中で一旦自宅に立ち寄って、新しい白衣・襦袢に着替え、袴や足袋も穿き替えました。

テントがあってこの状態だったので、もしこれでテントが無かったら、と思うとちょっと恐ろしいです(大抵の地鎮祭では、テントはむしろ無い事のほうが多いのです)。もし今日の現場にテントが無かったら、地鎮祭自体が中止(延期)になっていたかもしれません。

ちなみに、札幌管区気象台によると、今日の局地的な大雨は、大気の状態が不安定だったために上昇気流が局地的に発生し断続的に積乱雲が出来た事が原因で、清田区真栄では市道の羊ヶ丘通が30mにわたって冠水したそうです。また、白石区厚別区でも雨に伴い消防隊が出動するなどしました。

(田頭)

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