今日の昼近く、社務所でパソコンに向かって作業をしていたところ、社務室には私以外には誰もいないはずなのに、なぜか後ろに気配を感じたため、後ろを振り返ってみるとそこに「すず」がいました。
「すず」は、社務所2階の職舎で宮司さん夫婦が飼っている犬(メスのキャバリア)です。放し飼いにされているわけではないので、基本的に散歩に行くとき以外は職舎からは出てこないのですが、まだ子犬でとてもおてんばなため、たまに、宮司さんや宮司さんの奥さんの目を盗んで職舎から脱走し1階の社務室に入って来ることがあるのです。
しかしすずが1階に下りると、すぐに宮司さんもしくは奥さんが、すずを抱き抱えて2階に連れ戻してしまうため、普段私がすずと触れ合う機会というのはほとんどないのですが、たまたまこのときは、宮司さんは外祭に行っているため不在で、2階にいる奥さんも、まだすずが1階に下りてきたことを気付いてはいないようでした。
そこで私は、奥さんが気付く前の今がチャンス!とばかりに、すずを撫でたり抱いたりして、すずと久々のスキンシップをはかりました。さらに、すずを抱き抱えてツーショット写真も撮ってみました。この写真は、左手ですずを抱き抱え、右手でシャッターを押した写真です。軽い犬種なので、持ち上げるのは片手でも余裕です。
丁度写真を撮り終えたとき、奥さんが「すずー」と呼びながら2階から下りてきたので、何事もなかったフリをして奥さんにすずを引渡しました。今後も、「犬なんかには全然興味ないよ」というフリをしながら(普段の私は一応クールなキャラなので)、密かにすずが脱走してくるのを心待ちにしています。
(田頭)