札幌は今日、７年ぶりに７日連続の真夏日を記録しました。今月１日、２日の札幌の最高気温は２５℃前後だったのですが、３日からは太平洋高気圧に覆われ連日３０℃を超える猛暑が続き、今日の札幌は３２.７℃まで気温が上がり、東京や那覇よりも暑くなりました。
この猛暑の中、今日は、西野神社が管理・維持する奥津城（おくつき）に清掃とお参りに行ってきました。「奥津城」というのは神道式のお墓のことで、当社では平成１３年に、市内南区の藤野聖山園内の一区画（墓所区画番号５区ち列Ｂ１２番）に、「一つのお墓を共同で守り、御霊を無縁にすることなく永代に亘り祭祀を執行すること」を目的に奥津城（写真参照）を建立し、以後、当社の責任によりこの奥津城を管理・維持し、毎年秋の彼岸とお盆の際には奥津城前で祭祀を執行しています（積雪のため春の彼岸の祭祀は奥津城前では執行できないので、春の彼岸の祭祀は御希望があれば御遺族の自宅にて執行させていただいております）。
当社奥都城のある藤野聖山園には昼前に行ってきたのですが、今日の札幌は午前中から３０℃を超える猛暑となり、汗を噴出しながら奥津城周辺の草むしりをし、奥津城に水を掛けて布巾で磨いてきました。１時間近く黙々と清掃をした後、狩衣（かりぎぬ）という神職の装束に着替えて、奥津城前で「霊魂安定詞」（みたまあんていし）という祭詞を奏上し祭祀を執行してきました。
ちなみに、今日は神社に帰ってから、「西野神社アルバム」の「西野神社奥都城（神式永代祭祀）」のページ（下記ＵＲＬ）を更新しました。平成１３年に奥都城を造った際に当社で執行した「奥都城地鎮祭」の写真と、今日奥都城で撮ってきた写真を新たに掲載しましたので、是非御覧下さい。
http://nishinojinja.or.jp/photo/oku.htm
（田頭）
