祖霊殿と奥津城で夏季霊祭が執り行われました
当社では、故人の御霊(みたま)を無縁にする事なく永代に亘って神道式での祭祀を執行する事を目的に、境内に「祖霊殿」を、境外(当社から車で40分程の距離にある、南区藤野の藤野聖山園内)に「奥津城」をそれぞれ設けておりますが、昨日は午前9時半から、その祖霊殿と奥津城の両方で、「夏季霊祭」を斎行致しました。
祖霊殿 夏季霊祭と奥津城 夏季霊祭は、どちらもお盆に於ける恒例の行事(霊祭)として、当社では毎年この時期に行っております。
下の写真は、祖霊殿の一部で、ここには、霊璽(厳密にいえば全く同一ではありませんが、仏式でいう位牌に相当するもの)が奉安されております。
以下の写真2枚は、昨日祖霊殿で執り行われた夏季霊祭の様子です。当社の祖霊殿は、これらの写真に写っている御霊舎(祭祀は主にここで執り行われます)と、上の写真の霊璽奉安室から成っています。
以下の写真2枚は、いずれも昨年以前の奥津城 夏季霊祭で撮影されたものですが(今回は撮影していません)、昨日の夏季霊祭でも、奥津城にはこのように各種の饌(お供え物)がお供えされました。
新型コロナウイルス感染症が依然として蔓延している現況から、本年の夏季霊祭は例年に比べると、参列者はやはりかなり少なかったですが、参列された方々はどなたも心静かに故人を偲んでおられました。