今日は朝７時から、北海道神宮境内の直心亭にある禊場で行われたさざれ石会（北海道神宮の崇敬団体の一つで、主に神道行法を実践）の例会に出席してきました。まずは出席者全員で禊（みそぎ）を行い（写真参照）、それから全員で拝殿に昇殿し大祓詞を奏上してきました。社務の都合等でさざれ石会の例会には暫く出席していなかったので、今日の例会は私にとっては久しぶりの出席でしたが、今日の禊では助彦に指名されましたので（道彦は固定ですが助彦は例会毎に変わります）気合を入れて張り切って禊をしてきました。
今日は日曜日で大安なので、当社では多くの外祭を受けており、さざれ石会での例会を終えて西野神社へ出社すると、すぐに車に神饌を積み込み、地鎮祭の現場へと向かいました。私は、今日一日で３件の地鎮祭を奉仕させていただき、昼食は車中で摂り、昼の２時半頃に３件目の地鎮祭を終えて神社に帰ってきました。神社に戻ってからは、秋の例祭の寄付金集めのため各家庭を訪問して下さる協力員の方が付ける名札を作成したり、明後日の外祭で奏上するための祝詞を作成したり、モデル支部増頒布部会で私が担当している神棚アンケートのwebページの手直しをしたりなどしていました。
そして夕方４時半頃、豊平区に鎮座する某Ｔ神社に外祭用の注連縄（しめなわ）を届けに行き、Ｔ神社からそのまま直帰しました。今日の午前中、当社で地鎮祭の助勤を頼んだ他所の神社の神職の方が、当社から注連縄を持って行くのを忘れたため、現場近くに鎮座していたＴ神社に立ち寄って注連縄を借りたらしく、その借りた分の注連縄を返しに行ってきたのです。幸いにして私は今までそういう経験はありませんが、たまに、外祭で忘れ物をして近くの神社から物を借りる、というケースはあるようで、例えば手稲区に鎮座する某Ｈ神社の宮司さんは、外祭に狩衣を持って行くのを忘れたため、現場近くに鎮座していた清田区の某Ａ神社に立ち寄って狩衣を狩りに行き、あとでそのＡ神社にお礼としてケンタッキーフライドチキンを買って持って行った、という話を以前話されていました。
今日は外祭で忙しかったですが、明日は、外祭は一件も受けておらず、御祈祷の予約も入っていないため、暇な一日になりそうです。もっとも、例祭が２週間後に迫っているので“何もすることがないほど暇”ということはありませんが。当社の宮司は明日、当社と氏子区域を接する某Ｋ神社の例祭に参列してくるそうです。
（田頭）
