先週から今週にかけて私の両親が沖縄に旅行に行っていたのですが、沖縄は１０月になった今でも、連日３０℃程の気温を保っているそうです。もっとも、沖縄の人たちに言わせれば「夏はもっとジリジリするような暑さ」らしいので、沖縄の人たちはこの気温でも充分「秋になった」と実感していたそうですが。
それに対して、最近の札幌はすっかり寒くなってきました。今週からは、毎日ではありませんが、寒いときには社務所でもストーブを点けています。ちなみに、今日の札幌と那覇の気温を比べてみますと、札幌の最高気温が１２℃、最低気温が６℃であるのに対し、那覇の最高気温は３０℃、最低気温は２５℃でした。札幌と那覇とでは約２０℃もの気温差があるようです。
そのためか、沖縄に憧れて北海道から移住した人たちのなかには、沖縄の夏の暑さに耐え切れず北海道に帰ってしまう、という人も少なくはないそうです。また、沖縄は真冬でも１０℃を下回ることがないので、マリンスポーツなどは年中いつでもオンシーズン、というようなイメージがありますが、私の両親が現地で会ってきた地元の人によると、沖縄の人たちは海の怖さをよく知っているのであまり海には入らない、特に冬に海に入ったり海難事故に遭ったりしてい人のほとんどは県外からの観光客、とのことです。北海道に住んでいる人が皆、冬にウィンタースポーツを楽しんでいる訳ではないのと同じようです（私自身、スキー場にはもう１０年以上も行っていないです）。
貼付の写真は、当社の境内（第一駐車場の脇）に咲いているススキです。ススキは秋の七草の一つで、約１.５ｍの高さまで伸び、黄褐色から紫褐色の大きい花穂を付けます。落ち葉も日に日に多くなってきており、札幌では更に秋が深まりつつあります。
（田頭）
