今日から霜月（１１月）です。霜月の語源にはいくつかの説があるのですが、１１月は北の方から寒冷前線が下ってきて局地的に天候が悪化したり霜が降りることなどから「霜降り月」と称されるようになり、それが略されて「霜月」といわれるようになった、という説が一応有力とされています。ここ札幌においては、１０月から１１月にかけての丁度今時分の時期は、例年初雪が降る時期でもあります。
稚内では既に先月２２日に初雪が観測されていましたが、今日は旭川で、旭川地方気象台により初雪が観測されました（旭川での初雪は平年より９日遅いそうです）。先月の中頃までは、道内ではまだ山間部でしか初雪（初冠雪）は観測されていませんでしたが、今月からは、稚内、旭川に次いで道内の各都市部でも次々と初雪が振り出すことになります。ちなみに、昨年の札幌の初雪観測は１１月９日でした。
今日の札幌は、雪こそ降らなかったものの、日中の最高気温は９℃、最低気温は６℃を記録し、霜月らしい肌寒い日となりました。しかし、この寒さにも関わらず、今日は敬神婦人会の有志の方々が、当社にて清掃奉仕をして下さいました（写真参照）。お蔭様で、境内全域に亘って降注いでいた落ち葉も一掃され、境内はすっかり綺麗になりました。敬神婦人会有志の皆様方、お疲れ様でした！
ところで、ラジオを聞いていて初めて知ったのですが、今日は「犬の日」という、犬の記念日なのだそうです（１２日毎に訪れる暦上の「戌の日」ではなく、今日は年にたった１回だけの「犬の日」なのだそうです）。昭和６２年にペット関連の６団体（ペットフード工業会、ペットフード公正取引協議会、日本ペット用品工業会、全国小動物用品協会、全国ペットフード卸商協会、ペット用品卸商全国連合会）が協議して、「犬の日」を１１月１日、「猫の日」を２月２２日に制定したそうで、その理由は、「１１.１」が「わん・わん・わん」で、「２.２２」が「にゃん・にゃん・にゃん」だからだそうです（笑）。
ちなみに、年賀葉書は今日から全国で一斉に発売開始です。日本郵政公社が発行する来年の年賀葉書は約３７億９千万枚で、そのうち道内での発売枚数は、Ｅメールなどの普及により昨年よりも６％程少ない約２億4,093万枚となるそうです（年賀状の受付開始は来月１５日からです）。年賀状が発売され、また、市内の一部のデパートでは今日から歳末商戦が本格的にスタートし、段々と歳末の雰囲気が感じられるようになってきました。
（田頭）
