文月会 退会記念講演会・送別会
今日は午後5時から、中央区に鎮座する札幌祖霊神社の社務所にて、退会年齢に達したため今年度を以って青年神職文月会を退会される会員御三方(北海道神宮のI権禰宜、三吉神社のH権禰宜、祖霊神社のU禰宜)による退会記念講演会が、文月会の三月例会として開催されました。
北海道神宮のI権禰宜からは、御自身の趣味の話を交えながらボーイスカウトの活動と日々の生活におけるボーイスカウト精神の実践について、三吉神社のH権禰宜からは、教育者であり哲学者である森信三先生の生き方から学ぶ「人生二度なし」の真理を根本信条とする哲学について、そして御二方の御講話の後は、祖霊神社のU禰宜が用意された複数の種類のお酒を皆で試飲してから、U禰宜より、日本酒についての御講話を戴きました。貼付の写真は、森信三先生について講演されている三吉神社のH権禰宜です。
I権禰宜は手書きの大量のフリップを用いながら終始ユーモアたっぷりな口調で語られ、H権禰宜は「例え百人のうち九十九人が走り出しても、自分だけは人につられて走り出したりしない、たった一人の人間になれ」という森信三先生の印象的な語録で講話を締めくくられ、U禰宜は皆で利き酒に挑戦するという斬新かつユニークな手法を講演に導入されるなど、今日の講演会は、御三方の個性が深くにじみ出た、大変印象深い講演会となりました。
講演会は2時間程で終わり、その後は場所を変えて退会会員の送別会が開かれました(とはいってもその御三方が札幌から離れる訳ではないので、実際には送別会というよりも“文月会からの卒業式”という意味合いの方が濃いです)。退会会員の御三方には会長より記念品の目録が手渡され、改めて御三方から退会の御挨拶を戴いた後、札幌支部のM副支部長の乾杯により開宴し、凡そ2時間、皆で文月会の思い出話に花を咲かせるなどして楽しい一時を過ごさせて戴きました。
I権禰宜様、H権禰宜様、U禰宜様、長きに亘る文月会での活動、お疲れ様でした。そして、私達会員に対してはいつも親身な御指導をして頂き、本当にどうもありがとうございました。
(田頭)