年末年始に向けての諸準備(1)
この時期ですから、当然神社では(当社に限らずどこでも)お正月に向けての各種の作業・準備が進められています。正月に向けてしなければいけない事はいろいろとありますが、今日当社では、私達神職はずっと授与品の調整作業を行なっていました。
宮司は広間で、繭玉(まゆだま)という、ミズキの枝に繭形の飾り物を多数つけた正月の飾り物の調整作業を、松澤権禰宜は授与所で各種縁起物の調整作業を、私は社務所で、御祈祷を受けた方にお渡しする授与品一式の内の一つである福豆を紙袋に詰める作業を、それぞれ黙々と行なっていました。貼付の写真は、宮司が広間で調整していた繭玉です。
今週から来週にかけては、境内の注連縄(しめなわ)や紙垂(しで)も全て取り替え、社務所にストックしてある三百数十種類の授与品を種類別に全て数え(事実上の棚卸作業)、師走の大祓式の授与品の準備等もし、他にもいろいろとしなければならない事があります。年末年始に助勤してくれる巫女さん達のシフトももう決まり、刻々と正月が迫りつつあるのを感じます。
(田頭)