当社拝殿に舗設する、「夏越の大祓」の茅輪(ちのわ)を作るため、今日の午前中、私は松澤権禰宜と二人で近くの山に茅(かや)を刈り取りに行き、神社に戻ってからは、刈り取った茅で大きな茅輪を作成し、それを拝殿に取り付けました。
▲ 茅を刈り取っている松澤権禰宜。茅の大半は勾配のきつい急斜面に生えていましたが、私達は両足でしっかりと踏ん張って滑り落ちそうになるのを堪えながら、特に形の良さそうな立派な茅を選んで鎌で刈り取ってきました。
▲ 刈り取った茅は私の車(レガシーワゴン)に積んで神社に運びました。
▲ 神楽殿地下の車庫で、茅の長さを揃えたり、茅を梳いて整えたりしてから、茅輪を作成しました(直径約185cmのドーナツ型の輪の芯棒を、大量の茅で覆って縛りました)。
▲ 完成した茅輪を拝殿向拝に取り付けました。この茅輪は、夏越の大祓式(30日の午後3時から斎行)を行う今月末日まで舗設しておりますので、夏越の大祓式に参列できない方は、事前に茅輪をくぐりにお越し下さい。なお、茅輪の由来については、平成19年6月27日付の記事を御参照下さい。
▲ 茅輪のくぐり方を説明した看板も取り付けました。この看板に記されているとなえ言葉(和歌)を唱えながら茅輪をくぐって下さい。
(田頭)