西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

七夕まつり

七夕まつり

今日は立秋なので、暦の上では今日から秋になるのですが、北海道南部から張り出した高気圧の影響により今日は全道的に猛暑に見舞われ、昨夜から今朝にかけては、札幌では25年ぶりに熱帯夜(最低気温が25℃以上の夜)を記録するなどしました。

そんな真夏日となった今日、当社では午後3時半から、毎年恒例の「七夕まつり」が開催されました。七夕は、本来は旧暦7月7日の行事ですが、現在は新暦の7月7日、もしくはその丸一ヶ月遅れの8月7日が七夕とされており、一概にはそうとも言い切れないのですがおおよその傾向として、西日本では7月7日、東日本では8月7日が七夕とされる事が多く(但し北海道でも一部の地域では7月7日に七夕の行事が行われています)、当社の場合は、毎年8月7日に七夕まつりを開催しています。

七夕の由来は、よく知られているように、天帝の機嫌を損ねて天の川を挟んで引き離された彦星と織女が、一年に一度だけ、天の川に架かる橋で会う事を許されるという中国の伝承と、日本に古くから伝わる棚織津女の伝承(村の災厄を除いて貰うため、棚織津女が機屋に籠もって天から降りて来る神の一夜妻になるというお話)が奈良時代に習合して、現在の七夕の習慣が生まれたと考えられています。

当社で行われる七夕まつりは、夏休み期間中の子供(主に幼児〜小学校中学年程度)向けのイベントとして毎年開催されているもので、今年は、マジック、パネルシアター、人形劇などが行われ、それらが演じられている間、子供達からは何度も拍手や歓声が起こるなどし、七夕まつりは今年も子供達から大好評を得る事ができました。ちなみに、例年は神楽殿の舞台上で演芸が行われ、子供達には神楽殿前の芝生に敷いたブルーシートに座って貰っているのですが、今日は雨が降ったり止んだりの微妙な天気となったため、今年は屋内(参集殿)での開催となりました。

七夕まつり

七夕まつり

参集殿での演芸が終わった後は、その場で子供達全員に、短冊に願い事を書いて貰い、それらの短冊は全て、拝殿の向拝に2本設置した柳の木(一番上の写真参照)に子供達自身の手で吊り下げて貰いました。そしてその後、今日来てくれた子供達全員に、授与所前でおみくじが入っている鯛のおもちゃを釣り具で釣って貰い(下の写真参照)、更に授与所窓口でおみやげを手渡して、今年も七夕まつりは大好評のうちに無事に終える事ができました。

七夕まつり

なお、今日の七夕まつりの様子は、「西野神社アルバム」の、平成22年8月「七夕まつり」のページ(下記URL)にも写真を多数アップしておきましたので、こちらのページも是非御覧下さい。

http://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/220807%20%E4%B8%83%E5%A4%95%E3%81%BE%E3%81%A4%E3%82%8A/?sort=old

(田頭)

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