冬型の気圧配置が強まった影響などにより、札幌近郊は連日大雪に見舞われており、札幌の今日の積雪は、平年の１.５倍となる１２０cmに達し札幌では８年ぶりに積雪が１２０cmを超えました。この記録的な大雪に、札幌市内では行政の除排雪作業が追い付かず、道路脇の雪山は至る所で大人の身長以上の高さとなり（除雪業者曰く、高い所では５ｍにも達しているそうです）、そのため市民は雪の壁を縫うようにして歩道を歩き、車道も、雪山が高くなるに連れて道幅が狭くなり、路面には大きな轍や溝なども出来、そのため市内各所で渋滞が発生し、交通、物流、観光などに大きな影響が出ています。
降った雪は厳しい冷え込みでなかなか融けず、連日除雪に追われる市民からは「もう勘弁してくれ！」と悲鳴が上がっており、札幌市内の雪堆積場７０ヶ所のうち１３ヶ所は既に満杯となって閉鎖され、週末までに更に南区の２ヶ所も閉鎖される予定です。ちなみに、札幌市は昨日の定例市議会で、除雪費２０億円を追加する本年度補正予算案を可決し、除雪費総額は１６９億円に膨らみ、過去２番目の規模となりました。
現在の札幌はこういった状況なので、当然、当社境内も、例年にない程の積雪に見舞われており、大変な事になっています。以下は、いずれも今日撮影した、当社の前や当社境内の様子です。
下の写真２枚は、授与所の屋根の上を除雪している様子です。屋根の上で固まって融けなくなった氷雪は、このように屋根の上に上って人力で除雪するしかありません。
（田頭）
