今年も、西野神社の大神様の御加護の下、大きなアクシデントやトラブル等に見舞われる事無く、無事に三が日を終える事が出来ました。
どんど焼きが行われる今月１５日まで、神社としてはまだお正月の態勢が続きますが、お正月最大の繁忙期である三が日を終えた事で、自分の中での気持ちの持ち様としては、まずは一段落した感じです。
今回は、この三が日に当社の社殿・境内で撮影した動画や写真の一部を紹介致します。当社の三が日の様子は、だいたいこのような感じでした。なお、以下に貼付の写真の大半は今年の三が日に撮影したものですが、一部、昨年以前の三が日に撮影した写真も含まれています。御了承下さい。
年末の天気予報では、今年の三が日は全国的に荒れるとの事でしたが、幸い札幌は、三が日はほぼずっと天候に恵まれ、多くの方々が初詣に来て下さいました。
▲ 新年号鼓。 元日０時、当社宮司により、新年の訪れを告げる太鼓が拝殿内で打ち鳴らされました。平成２７年（西暦2015年、皇紀2675年）という新たな年のスタートです。西野神社にとっては、創祀１３０年という記念すべき年でもあります！
▲ 元日の午前０時〜１時過ぎ頃まで、弊殿で新年の御祈祷をしている宮司。 当社の場合、毎年元日は、０時〜１時半までと、１０時〜１６時半までの間、厄祓いや家内安全を始めとする各種御祈祷を行います。２日以降は、９時〜１６時半までの間、御祈祷を行ないます。
▲ 元日午前１時頃の鳥居・社号標前の様子。 この時、拝殿向拝へと続く参拝者行列の最後尾は、鳥居の外にある第三駐車場出入口の辺りまで続いていました。
▲ 元日午前１時過ぎ頃の拝殿向拝前。 参道の行列は午前１時半〜２時頃まで、途切れる事なく続き、参道の両脇に掲げられた７６張りの奉納提灯が、深夜の参道や参拝者達を明るく照らしていました。
▲ 元日午前１時過ぎ頃の授与所前とみくじ所前。 この時間帯、授与所とみくじ所はかなり混雑していました。当社では、毎年元日は０時〜２１時まで、翌２日は９時〜２０時まで、３日は９時〜１９時まで、授与所窓口とみくじ所を開けております。
▲ 元日午前６時半頃の授与所窓口。 授与所には、女性助勤者達（巫女の装束を着装した女性達）と総代さん達が詰めて下さいました。例年、敬神婦人会の会員さん達が作って総代さん達が元旦にのみここ（授与所窓口右端）で参拝者の方々に振る舞う甘酒は、とても甘くて美味しいと評判です。
▲ 元日の午前９時から斎行された歳旦祭（さいたんさい）。 歳旦祭とは、元日に斎行する、今年一年間の無事平穏や豊作を祈願する祭典の事で、前日（大晦日）の夜に斎行された除夜祭同様、中祭として執り行われました。西野神社顧問、札幌市議会議員など、来賓の方々も参列して下さいました。この写真は、大前で稚児舞（豊栄舞）が奉納されている様子です。
▲ 弊殿で新年の御祈祷をしている私。 三が日の間、社殿では朝から夕方までほぼずっと途切れる事なく、神職が交替で新年の各種御祈祷を行ないました。
▲ 弊殿で新年の御祈祷をしている越川権禰宜。 三が日の御祈祷は厄祓いと家内安全が大半を占めますが、商売繁盛、合格祈願、星厄消除、八方除、開運招福などの御祈祷も少なくはなく、また、願意に応じてお正月とは特に関係のない御祈祷（初宮参り、十三詣、健康祈願、良縁祈願など）も行いました。
▲ 元日は朝から夕方までずっと、２日や３日についても午前中から夕方近くまで、西野神社で初詣をされる方々の行列が出来ていました。
▲ 参拝者の行列は、鳥居の外（境外）まで続いていました。 当社へ初詣に来られる方々の車の列もかなり長く続いており、参拝者からの報告によると、手稲右股通りの車列は西野９条４丁目の西野交番前まで続いていた時もあったとの事です。
▲ 多くの参拝者の方々が、自分の健康などを祈念しながら、創祀百二十年記念碑（自分の干支が当てられている犬の石像）を撫でておりました。 当社が「ここにお賽銭を置いていって下さい」と案内した事は一度も無いのですが、なぜか数年前から、参拝者の方々がここ（記念碑の上）にお賽銭を置いていくという習慣が定着しております。
▲ 三が日の間、一部の時間帯を除き授与所の窓口は、常に参拝者の方々で賑わっていました。 最近は、西野神社で頒布しているお守りの種類が特に豊富であるという事が多くの方々に周知されるようになってきたため、お守りを目当てにかなり遠方から当社にお参りに来られる方も増えています。
▲ ２日のお昼頃撮影した、授与所窓口と、窓口に詰めている女性助勤者達。 巫女の装束を著た女性助勤者には、最大で同時に６人まで詰めて貰いました。
▲ ２日のお昼頃撮影した、授与所窓口内側の様子。 女性助勤者達の後ろに立っているのは松澤権禰宜です。松澤権禰宜は、三が日は主に授与所に詰めて、窓口での参拝者への応対、助勤者への指示、授与品の補充などをされていました。授与品補充のためには、授与所裏の部屋と、授与所の屋根裏との間を、一日に何十往復もしなければならないため（階段ではなく、垂直に立っている梯子を上り下りします）、それだけでもかなりの体力を消耗します。
▲ 例年通り、今年も三が日限定でみくじ所を開設しました。 ここでは１８種類ものおみくじを扱い、また、干支の置物・破魔矢・絵馬等の頒布も行いました。この写真は元日の早朝に撮影したため全く人が写っていませんが、みくじ所も一部の時間帯を除き、常に多くの参拝者で賑わっていました。
▲ 元日の正午頃に、境内の参道を撮影した動画です。 この時は、社殿の中でも御祈祷がずっと続いており、神社としてはかなり忙しい時間帯でした。
▲ ２日の午後１時半頃に、参道・授与所前・みくじ所前などを撮影した動画です。 元日に比べると人出は少し落ち着いていましたが、それでもまだ、多くの初詣の参拝者達で賑わっておりました。
今回の三が日に撮影した写真は、上にアップロードした写真以外にも、「西野神社アルバムム」の、平成２７年１月「三が日の境内」のページ（以下のＵＲＬ）にも多数アップしておりますので、そちらも是非御覧下さい。
http://f.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/270101%20%E4%B8%89%E3%81%8C%E6%97%A5/?sort=old
（田頭）
