西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

天候が荒れています

今日の札幌は天候が回復し、日中は気温も0℃まで上がったため過ごしやすい日となりましたが、昨日は、発達した低気圧の影響で道内各地で大雪が降り、気温もかなり低くなったため、とにかく寒くて大変でした。

昨日は地鎮祭があったのですが、現場は雪に埋まっていたため、まず施工業者と一緒に現場の除雪をしてから斎場の舗設を行いました。祭壇の上にお供えする水器という器には水を入れるのですが、祭典が終わる頃には、その水器に入っている水の表面は薄っすらと凍っていました。温度計を見なかったためそのときの正確な気温は知りませんが、短時間で水が凍るということは、だいたい冷凍庫の中と同じくらいの気温だったのでしょう。

天候の荒れた昨日は、道内各地で交通も乱れ、北海道の空の玄関口である新千歳空港では数十便が欠航となり、JRでも十数本の列車が運休となり、高速道路も、札幌〜旭川間など6区間で通行止となりました。高速道路の通行止めはすでに解除されましたが、国道39号の石北峠など、一般道では今もまだ一部の区間で通行止めが続いているようです。

昨日から今日にかけて北海道の上空を覆った強い寒気は、普段は雪の少ないオホーツク海側や太平洋側東部にも多くの雪を降らせ、北見市の隣の留辺蕊町では、12月としては観測史上最多の74cmの積雪を記録したそうです。また釧路市では、今季初めて除雪車がフル出動しましたが、除雪が夕方までかかった地域もあったそうで、釧路市には約350件もの苦情が寄せられたそうです。

ところで、この時期の天気予報などでは、よく「真冬日」とか「冬日」といった言葉が出てきますが、この両者の違いは、一言でいうと、最高気温が0℃未満の日が真冬日で、最低気温が0℃未満の日が冬日、ということです。ですから、夏日と真夏日との関係とは、概念が異なります。

(田頭)