西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

道神青研修会 実行委員会

キリンビール園

昨日は夕方6時から、市内中央区に鎮座するY神社にて「平成18年度北海道神道青年協議会研修会」の実行委員会が開かれ、私も出席してきました。

この研修会は、来月6日〜7日にかけて「ホテルライフォート札幌」を会場に1泊2日の日程で開かれる、蘘國神社についての講演を主軸に据えた、道内の青年神職を対象とした研修会です。研修会の主催は「北海道神社庁研修所」、主管は「北海道神道青年協議会」、担当は「札幌支部青年神職文月会」ですが、実際には文月会の役員が実行委員として研修会のほぼ全てを仕切ります。

昨夜の会議(実行委員会)では、研修会のスケジュール表と進行表を照らし合わせながら、各自の役割分担を再確認しました。ちなみに私は、当日は記録係としてカメラで撮影する役割を務めます。そして2時間程会議を行った後は、Y神社のすぐ近くにあるキリンビール園に移動し、皆で食事をしてきました(ビールを飲みながら肉を焼いて食べてきました)。私は車で行ったためアルコール類は一切飲みませんでしたが、ビールを飲んだ方々はかなり盛り上がっている様子でした(写真参照)。写真の中央に写っている筒型の塔の中身は、全部ビールです(笑)。

神主は、神様に仕えるという立場から一般の人たちよりもストイックな生活をしている、と思われることが少なくないですが、確かに神事を執行しているときの神職はストイックですが(雑念が湧きそうになったとしても御神前ではその思いを押し殺して神明奉仕しますが)、私生活においては、お酒も飲みますし、奥さんや恋人だっていますし、人によってはパチスロや競馬にハマっている神職もいるでしょうし、神職といえども一般の人たちとプライベートにおいては変わりはありません。

ただし、当然のことですがプライベートと、神職として奉仕するときの立場は厳格に使い分けます。それはプロとして当たり前のことですし、逆にいうと、その使い分けができない神職は、氏子さんや崇敬者たちからは信用されません。また、プライベートでは一般の人々とは特に変わりがないとはいっても、大きな祭典や特に重要な神事がある場合は、その日の前日から斎戒(俗世間との接触を断ち、神聖な場所において身を慎むこと)して心身を清めます。

(田頭)