西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

おふだ詰め

おふだ詰め

今日は、午前11時から市内のホテルで「伊勢神宮式年遷宮奉賛会 北海道本部札幌支部 設立総会」が開かれ、当社からが宮司が出席してきました。

今日札幌で設立された「伊勢神宮式年遷宮奉賛会 北海道本部札幌支部」とは、平成25年に斎行される第62回神宮式年遷宮とそれに付帯する事業に奉賛することを目的とした団体で、北海道神社庁札幌支部管内の神社関係者(各神社の総代や神職たち)により構成され、当社からは、宮司が常任委員に、宮司以外の職員全員(私を含む3人)が評議員に委嘱されています。

式年遷宮に向けての取り組みは既に昨年から本格的に始まってはいましたが、今日、遷宮奉賛会の札幌支部が設立されたことにより、北海道神社庁札幌支部としての式年遷宮に向けての取り組みは今後更に加速されていくことになります。ちなみに、第62回神宮式年遷宮の標語は「遷宮で 結ぶ人の輪 心の輪」です。

私は、その設立総会には出席せず、今日は授与所の中でずっと御神札(おふだ)を詰める作業をしていました(写真参照)。この作業は、①西野神社の御神札、②大祓の際に用いられる人形(ひとがた)が納められている封筒、③御神札のお祀りの仕方を説明した紙、④祭事案内・式年遷宮・厄年や八方除などの年齢早見表などが掲載された紙、の4点を専用の一つの封筒に入れるという単純作業の繰り返しなのですが、多くの方々が当社に御神札を受けに来られる年末年始に向けての、毎年この時期恒例の重要な作業です。

当社においても、今月からは年末年始に向けての取り組みや作業が多くなってきます。早いもので、あと2ヶ月で今年も終わりです。ほんの2ヶ月くらい前までは連日「暑い!」という言葉を連発していたのですが、現在では既に紅葉も見頃を終え、恐らく今週中には初雪が降ります。まさに“光陰矢の如し”です。

ちなみに、札幌の初雪の平均値は10月27日なので、現時点で、今年は既に平均値よりも10日も遅れていることになります。今週末には厳しく冷え込むとの予報が出ているため初雪の可能性が高いですが、このまま推移すると、今年の初雪は平成2年の冬以降では最も遅くなりそうな見通しです。

(田頭)