今年の冬は例年に比べ寒い日が多かったですが、最近になってようやく、北海道にも春が近付いてきた事を感じさせる暖かな日が訪れるようになり、今日の札幌は9℃まで気温が上がり、市内の幹線道路の大半では路面の氷雪が融けてアスファルトが露出するようになりました。但し住宅街の路地などでは、まだ路面の氷雪は融けていない所のほうが多いですが。
この暖かさのため、当社の境内各所に積もっている雪も3〜4日前辺りから急速に融け始め、参道や駐車場では、数ヶ月間氷雪に覆われていた石畳や砂利等の地面が所々で露出するようになってきています。それに合わせて2〜3日前頃からは、まだ地面に厚い氷が残っている社務所玄関前や授与所前などで、ツルハシやアイスピック等の氷割りの道具を使って地面の氷を砕く作業を行っています。
これを“風物詩”と云うにはやや過剰かもしれませんが、この氷割りの作業も、毎年この時期における当社恒例の作業のひとつで、氷を割りながら、長かった北海道の冬もようやく終りかぁ、と感じています。
(田頭)