当社の手水舎は現在、冬期仕様となっています
当社境内にある「手水舎」は、毎年この時期恒例ですがこの度も、先月末頃に、平時(春夏秋)仕様から冬期仕様へと装いを改めました。
以下の写真2枚は、地下水による流水が常時使用可能な、平時仕様の手水舎です。
そして、以下の写真2枚が、冬期仕様となった現在の手水舎です。
凍結による破損防止のため通水は止めており(厳冬期は毎年、水落としをしなかった事による水道管などの破裂事故が道内で頻発しています)、使用出来なくなった手水の代替として、水盤の上に「祓い串」という祓いの具(大麻を小型化したもの)を設置しており、参拝者の方々には各自これで自祓い(自分自身をお祓いして清める)をして戴いております。
この祓い串の使用方法(自祓いの仕方)については、手水舎内にイラストで掲示しておりますので、冬期に当社へお参りに来られる方は御参照下さい。ちなみにこのイラストは、七五三詣碁盤の解説看板同様、当社権禰宜の越川画伯が描いたものです。
下の写真は、平成30年1月9日に「ジョシスタ あいく的」というテレビ番組で放送された、この祓い串で出演者達3人が一斉に自祓いしている様子です。
なお、手前に4本ある祓い串のほうではなく、その奥に奉安されている神籬(ひもろぎ)を「祓いの具」と勘違いし、それを手に持って自祓いされている方が稀におられるようですが、神籬は祓いの神様が宿られるものであり、お祓いに使う祭具ではありません。また、この神籬は自然の松をそのまま使っているため、幹には松ヤニが付いており、持つとそのヤニが手に付着しますので(一回さっと水洗いした程度では落ちません)、神籬には触れないようお願い致します。