手水舎の流水と柄杓が使えるようになりました
当社境内の手水舎は、昨年の12月上旬から所謂「冬期仕様」(流水が使用不可となり、参拝者各自が祓い串で自祓いをする仕様)になっていましたが、今月中旬以降、春が近づくに連れ札幌も気温が上がり、もう手水の管凍結の心配が無くなったため、昨日から手水舎で使う流水(地下水汲み上げ)の元栓を開けており、現在は手水が使用出来る状態になっています。参拝の際は是非御利用下さい。
下の写真は、一昨日までの、冬期仕様の手水舎です。凍結防止のため流水を止めていた代わりに、「祓い串」という祓いの具(大麻を小型化したもの)で御自身を祓い浄めて戴く形を採っていました。
そして以下の写真2枚が、今朝撮影した、平時仕様に復した手水舎です。水を汲むための柄杓(ひしゃく)も3本置きました。龍の口から出てくる流水は、この柄杓でお受けになってお使い下さい。
コロナ禍になって以降、感染症対策の観点から手水舎からは柄杓を撤去しており、当社の手水舎で柄杓が復活したのは、一昨年の3月下旬以来、2年ぶりとなります。
神社としての感染症対策は当然今後も継続していきますが、国内に於ける新型コロナウイルス感染症の第六波がとりあえずは一段落したと言われ、全国各地で発出されていたまん延防止等重点措置も今月の下旬で全て解除された事を受け、当社の境内も、コロナ禍以前の平時の形に徐々に戻していけそうな感じです。
なお、手水舎の手水を使用される方は、水鉢(水盤)に溜まっている止水ではなく、衛生的な問題(特に感染症対策)もありますので、必ず龍の口から出てくる清浄な流水をお使い下さい。
出水・止水は、人を感知するセンサーによって自動化されているため、自身の手指でスイッチを押したり栓を回すなどの必要はありません。
ちなみに、手水の作法(手水の使い方)は、下の動画の通りです。詳細な解説については、平成28年11月20日付の記事内の「≪2≫ 手水の作法」を御参照下さい。