西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

穂刈祭

穂刈祭

彼岸明けの今日、江別市内の神田にて、穂刈祭の神事と稲刈りが行われました。5月に、北海道神社庁札幌支部主催の恒例行事として御田植祭と田植えが行われましたが、そのとき文月会の会員達が神田に植えた稲苗が順調に生育したため、昨年と同じ9月26日の今日、稲穂の刈り入れを行うことになり、今日の午後1時半から、穂刈祭と稲刈りが行われました。

今日の穂刈祭と稲刈には、文月会からは会長・副会長・事務局長・その他役員を含む10名が参加し、その10名に加え神田を管理する地元農家のKさんが参列されて、まず穂刈祭が午後1時半より斎行されました。穂刈祭では、斎主が実際に稲を刈るという所作が行われ(写真参照)、風が強かったため祭典中に神饌を載せた三方がひっくり返ったりしないか心配でしたが、そういったアクシデントもなく、凡そ20分程で無事に終了致しました。そして午後2時から、実際に神田に入って稲刈り(稲を鎌で刈り、刈った稲穂3束に1束にしてまとめて縛り、それを80束作るという作業)が行われました。作業は30分もかからずにあっという間に終わり、5月の田植えよりはずっと楽な作業でした。

稲刈りの後、文月会の役員たちは、中央区に鎮座するM吉神社に移動し、そこで先程刈った稲を車から降ろし、M吉神社の神楽殿の中でそれらを干しました。今日刈られた稲穂は、初穂として、後日、札幌支部管内の各神社に献納されます。その後、M吉神社の社務所で、来月から一般の方々を対象に応募の受付を始める神棚プレゼントの神棚の箱の中に鳥居等の付属品を入れる作業を全員で行った後、午後6時から、文月会の役員会が開かれました。

今日の役員会の議題は、①10月例会・臨時総会について、②11月例会について、③餅つきについて、④文月会忘年会について、⑤文月会ホームページについて、⑥カレンダーについて、⑦通信について、⑧事業品について、⑨サンレインズ(文月会野球部)について、などで、午後9時半まで凡そ3時間半に亘って開かれました。10月例会では、(株)玄米酵素の社長で北海道神宮さざれ石会の会長でもある岩崎輝明氏による“食”についての講演が行われることになり、11月例会では、札幌地裁の裁判官を講師として招き、裁判員制度についての講演が行われることになりました(予定)。

文月会では、来月の臨時総会にて次期会長が選出され、来年度からは新執行部による体制となります。今期の執行部・役員の任期も残す所半年となりましたが、気を抜かずに残り半年間も頑張っていきたいと思います(とはいっても、そもそも私は正式な役員ではありませんが)。

(田頭)