西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

江別で穂刈祭と稲刈りが行われました

稲刈り

昨日は午後2時から、江別市篠津の神田で、北海道神社庁札幌支部主催、青年神職文月会主管の事業として、「穂刈祭」の神事と「稲刈り」が行われました。

穂刈祭と稲刈りは、共にこの時期に江別の神田で行われる札幌支部及び文月会の恒例行事で、毎年、5月の田植え支部管内の青年神職達が植えた稲苗が刈り入れ時を迎える9月中〜下旬頃に、穂刈祭の神事を斎行した上で稲刈りを行い、刈り取った初穂は後日、札幌支部管内の各神社に献納しております。

今日は、まず2時から、斎主(A神社のM禰宜)と副斎主(T平神社のM禰宜)の二人奉仕により穂刈祭が執り行われ、斎主による祝詞奏上の後、斎主により神田の稲を1束刈るという所作が行われ(刈られた稲穂は祭壇に献上されました)、その後、神田を管理しておられる地元農家のKさんや、文月会のY会長などによる玉串拝礼が行われ、祭典は15〜20分程で終了しました。

そして、2時半頃から稲刈りが行われ、私達(文月会の会員有志と、会員の子供など)は実際に鎌を持って神田の中に入って次々と稲を刈り取っていきました(写真参照)。とはいえ、私達が刈る稲の量は70〜80束(稲苗3本で1束)程度と少なく、しかも田植えの時のように泥塗れになる事もないため、稲刈りは田植えに比べるとずっと楽な作業で、3時頃までにはだいたい一段落しました。

稲刈りが終わった後は、札幌市中央区に鎮座するM神社に移動し、そこで、刈り取った稲穂を車から全て降ろして、同社境内の神楽殿内に吊るして乾し、この日の稲刈りとそれに付随する作業は予定通り終了しました。その後、午後6時から豊平区に鎮座するT神社で文月会の役員会が開催され、私はそちらにも出席させて頂きました。

(田頭)

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