西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

伊勢神宮展合同会議

伊勢神宮展チラシ

今日は午後3時から、中央区に鎮座する某Y神社で「伊勢神宮展合同会議」が開かれました。

今年の4月24日〜30日までの1週間、札幌三越デパート10階の特別会場で、伊勢神宮式年遷宮広報本部主催、神宮司庁三重県伊勢市後援、神社本庁神社新報社協賛、北海道神社庁札幌支部主管(担当)により「伊勢神宮展」という、式年遷宮の広報活動及び神宮大麻頒布を通じた家庭のまつりの振興を目的とした催事(広報展)が開催されるのですが、今日の合同会議はこの伊勢神宮展の運営会議(事実上の実行委員会)で、私を含め札幌支部管内12名の神職が出席し、凡そ3時間に亘って細かな打ち合わせを行いました。

細かいことをいうと、今日のこの会議は、私がいつも出席させて頂いている神道青年会(文月会)の会議ではなく、昨年5月22日付の記事「モデル支部合同部会」や昨年7月12日付の記事で「モデル支部増頒布部会」で述べましたモデル支部々会の延長線上に位置する、北海道神社庁札幌支部の会議です。そのため、本来であれば支部の役員でも何でもない私はこのような会議に出席する立場にはないのですが、昨年のモデル支部の部会で教化活動の一環として実施された神棚プレゼントの企画を担当させて頂いたことから、不相応ながらそれ以降もそのまま今回のような合同会議には出席させて頂いております。

伊勢神宮展の会場内には9畳分の広さの特設ステージが組まれるため、開催期間中はそのステージ上で様々な伝統芸能が披露されるのですが、今日の会議では、それらの伝統芸能を実演する各団体との交渉経過についての報告があり、初日の4月24日は後志松前神楽会による「松前神楽」、25日は北海道神宮舞楽会による「三条神楽」、26日は北海道神宮雅楽部による「雅楽・神楽」、27日は野幌太々神楽伝承会による「野幌太々神楽」、28日は千歳神社雅楽会による「千歳鷹狐神楽」、29日はあしり座による「人形浄瑠璃」、そして最終日の30日は響乃会による「江戸祭り囃子」がそれぞれ実演されることが報告されました。

また、北海道神社庁の庁社内には実物の十二単が保管されているのですが、28日には、学校法人美芸学園によりその十二単の着付けの実演が行なわれ、29〜30日にかけては、巫女装束や衣冠の着装体験(着装を希望する方に、支部管内の神職及び神職婦人有志が着付けします)などが行なわれることも正式に決まりました。

当初は、「ステージで伝統芸能の実演がないときには田頭君がステージ上で朝日舞を舞うように」と言われていたのですが、当初の予定よりも伝統芸能の実演が多くなったため、結局私が朝日舞を舞うという企画はカットされ、自分の舞に全然自信のなかった私としては正直ホッと致しました(笑)。

この他、今日の会議では伊勢神宮展の予算配分、会場内の各ブースや展示物の配置について報告が行なわれ、更に、伊勢神宮展のチラシ(写真参照)の内容や今後のスケジュール等についてもいろいろと話し合われました。

そして伊勢神宮展合同会議が終了した後、午後6時からは、同じ場所にて文月会の役員会が開かれ、出席者の一部が入れ替って引き続きその場で会議が行なわれました。今日の文月会の役員会では、来月開かれる「退会会員送別会・交流会」、4月に開かれる定例総会、その他事業品等について話し合われ、また、文月会としての伊勢神宮展への協力体制につても話し合われました。

伊勢神宮展合同会議と文月会役員会を合わせ、今日は凡そ5時間20分、大変密度の濃い会議に出席させて頂きました。

(田頭)