西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

小学生達からの感想文

先月29日付の記事「H小学校2年生の子供達が見学に来ました」で詳しく書かせて頂きましたが、同日の午前11時から正午にかけて、当社氏子地域内にあるH小学校2年生の児童8人が、生活科の「とび出せたんけんたい」というテーマの学習の一環で当社を見学に訪れました。

今日は、そのH小学校の先生が「見学させて戴いたお礼」として、当社を見学した子供達が書いた感想文を当社に届けて下さいました。先生が届けて下さった封筒の中には、校長先生の名前で書かれたお礼状と共に、3人の子供(A君、Bさん、C君)の感想文が入っていたのですが、どれもとても微笑ましい内容なので、その感想文の全文を以下に転載・紹介させて頂きます。

◆A君の感想文

中をいっぱいけんがくさせてもらったのでたのしかったです。そして、おみこしをみにいってそしてかえろおとしたときにシールをもらいました。

神輿殿と御神輿

子供達には、拝殿の内部を見学して貰った後、神輿殿内に奉安してある二基の御神輿(おみこし)も見学して貰い、見学が一通り終わった後は子供達全員に記念品(冊子、シールなど)を差し上げたのですが、A君はその事を感想文で書いてくれました。

上の写真が、その時子供達に見学して貰った当社の二基の御神輿です。但し、これは宵宮(秋祭りの前日)に撮影した写真であり、平常時は、神輿殿の扉は施錠しており内部はこのように公開しておりません。

◆Bさんの感想文

にしのじんじゃは休みはなかった。おまつりは9月でした。かみさまのまえの上に「12し」のえがでていて、ねーうしとらうーたつみーさるいのししなどでていました。いろんなことをじんじゃの人がおしえてくれました。「どうもありがとうございました」と最後に言いました。

拝殿梁の木彫

上記文中にある『神様の前の上に「十二支」の絵が出ていて』というのは、拝殿の梁にはめ込まれている十二支の木彫の事です(左の写真参照)。この十二支の木彫の写真は以下のページにも掲載されておりますので御覧下さい。

http://nishinojinja.or.jp/photo/eto.htm

「どうもありがとうございました」と最後に言いました』というのは、私に対して、子供達が別れ際に言った挨拶の事です。年齢の割には随分と礼儀正しい子供達でした。

◆C君の感想文

ぼくは西のじんじゃにいきました。心にのこったことはりゅうが口から水を出すことです。これが一ばんあたまにのこったことで、おみこしもおぼえている。ぼくがいんたびゅうしたら「なん年ぐらいですか」ってきいたら「122年」っていってシールをもらった。

手水のイラスト

上記文中の『「何年位ですか」って訊いたら「122年」』というのは、「神社はいつできたんですか」と子供達に訊かれた際に私が「今から122年前にできました」と答えた事を指しています。

心に残った事は龍が口から水を出す事です』というのは、当社の手水の事を指しています。ちなみに、3人の子供の感想文のうち2人の感想文に手水を書いた絵が描かれていましたので(上のイラストがそれです)、当社の手水は、子供達にとってはかなりインパクトがあったようです。

手水舎 屋内手水

上の写真のうち、左側が、参道沿いに建つ手水舎で、右側が、拝殿と社務所の連絡通路に設置している屋内の手水です。イラストはどちらの手水を描いたのか分かりませんが、とにかく子供達にはかなり強く印象に残ったようでした。


(田頭)