当社では今日から、社務所玄関前の屋根からほおずきと風鈴を吊るしています（写真参照）。今日の札幌の最高気温は２１℃で、夏にしては久々に涼しい日となりましたが（今日は天候も崩れ、雨の中地鎮祭奉仕をさせて頂きました！）、しかし今月の１日から昨日までは、札幌は１０日連続で夏日となり（そのうち最高気温３０℃以上の真夏日は２日間ありました）、風鈴の揺れる音と相まって、ここ北国の札幌でも今の時期は実に夏らしい夏が訪れています。
北海道内でも、根室などでは今の時期でもストーブを点けたりする事があるようですが（本州でも下北半島先端の大間などではやはりストーブを点ける事があるようです）、少なくとも札幌は、今の時期は道外の他の地域と同じように普通に夏日となっていますから、避暑を目的として西日本から札幌に来られた方は、「北海道なのに全然涼しくない！」とちょっとがっかりするかもしれません（笑）。
写真に写っているこのほおずきと風鈴は、当社の拝殿梁の木彫や拝殿向拝の木彫を製作して下さった、東京の浅草と北千住に工房を構える木彫師の宗舟さんが、東京に夏の到来を告げる恒例のイベント「浅草ほおずき市」で買われて毎年この時期当社に送って下さるものです。
浅草ほおずき市は、東京都内最古の寺院である浅草寺（聖観音宗総本山）の境内に於いて毎年７月９日〜１０日にかけて２日間開催され、ほおずきや飲食の露店が沢山出店されて大変な賑わいを見せ、特に７月１０日に浅草寺にお参りをすると四万六千日分お参りしたのと同じ効果があると云われている事から１０日は大変な人込みになるそうです。宗舟さん、毎年当社に素敵なほおずきを送って下さり、どうもありがとうございます！
（田頭）
