今日は、冬型の気圧配置となり12月中旬並みの寒気が入り込んだ影響で、道内は全域で大荒れの天気となり、札幌市・稚内市・網走市の平野部などでは初雪が観測されました。下の写真は、西野神社境内から望んだ手稲山山頂付近の冠雪です。
この寒気の影響で風が強まり、えりも町のえりも岬では38.5メートル、岩見沢市では24.7メートルの最大瞬間風速を記録し、岩見沢市西川町では、強風によって飛ばされたビニールハウスが引っかかり電柱2本が折れ、周辺で最大501戸が停電するなどしました。また、道内各地で列車の運休や、小中学校の臨時休校も相次ぎました。
札幌の初雪は平年より11日遅く、昨年よりは10日早い観測となりましたが、今日は、平野部に於いては雪というよりは、ほとんど雨に近いみぞれでした。しかし明日以降は積雪も予想され、ここ数日以内には札幌も冬本番を迎える事になりそうです。
ちなみに、札幌近郊の山間部に於いては、今日、札幌国際スキー場で積雪15cm、サッポロテイネと中山峠スキー場で積雪10cmをそれぞれ記録しました。
(田頭)