今日は午前中、「全国一の宮めぐりの旅」という、関西方面からの２泊３日のツアーの御一行様が、当社へ参拝・見学に来られました。
そのツアーを企画・主催している会社から事前に問い合わせや報告があったわけではないので、当社としてはなぜ、一の宮でも何でも無いごく普通の一民社である西野神社が、「全国一の宮めぐりの旅」での参拝先のひとつに選ばれたのかは分からないのですが、兎も角日程表を見ると、岩手県奥州市に鎮座する駒形神社（陸中国 新一の宮）、青森県弘前市に鎮座する岩木山神社（津軽国 新一の宮）、札幌市中央区に鎮座する北海道神宮（蝦夷国 新一の宮）の３社をお参りした後、西野神社を参拝するという行程になっており、当社へは今日の午前１０時半頃に御一行様が到着されました。
約２０人の御一行様に対し、まず拝殿前で私が当社の由緒等を説明させて頂き、その説明の間、社務所では、当社への到着と同時に添乗員さんからまとめて提出されたツアー参加者全員の御朱印帳に、宮司以下神職達が只管御朱印を書いておりました。
参拝者からお話しを伺った所、このツアーは「一の宮巡拝会」の方々が参加するツアーで、今まで全国各地の一の宮を回っており、３０回目となる今回で、漸く全ての一の宮への巡拝が完結するとの事でした。
ちなみに、これはたまたまなのですが、当社ではネットからの情報により数日前から、こういったツアーが行われる事や、ツアー最終日の今日、御一行様が西野神社へと来られる事を一応知ってはおりました。しかし、前述のようにツアー会社から事前の連絡等は一切無かったので、もしこういった情報を事前にたまたま知る事が無かったとしたら、当社としては今回のツアーには応対出来なかった可能性がありました。神職が一人だけで留守番をしている時に、しかも、ツアー御一行様が当社に滞在している極めて限られた時間内に、その一人だけで皆様に由緒等を説明し、参加者全員分の御朱印を書いて、授与所での応対もする、というのはほぼ不可能だからです。
今回のように自由参拝のみで正式参拝が無い場合でも、団体で当社へとお参りに来られる場合は、少なくとも２〜３日前までにその旨を当社まで御一報戴けると、当社としてもきちんと応対させて頂く事が出来ますので、団体で当社へのお参りを検討されている方は、恐れ入りますが御協力の程、宜しくお願い致します。
（田頭）
