当社の社殿や神輿殿などは、いずれも屋根の傾斜角度が大きいため(つまり屋根が高く尖っている)、屋根上の積雪は既に大半が地面に滑り落ちていますが、儀式殿については、屋根の傾斜角度が小さいため、積雪はなかなか滑り落ちず、溜まる一方でかなりの量になっていました。
そのかなりの量の積雪が、気温の上昇により今日のお昼頃、屋根からドカドカと滑り落ちました。下の動画は、今日撮影された、儀式殿屋根から雪庇(せっぴ)などが落雪する様子です。雪庇というのは、積もった屋根から雪がせり出している状態の事です。
以下の写真はいずれも、屋根から地面へと雪が落ちた直後に撮影した、儀式殿の屋根下(落雪現場)です。屋根の積雪の大半はガチガチに固まっていたため、雪というよりは氷の塊に近い状態でしたが、幸い、この度の落雪落氷による人や建物等への被害はありませんでした。
北海道や東北など積雪地にお住まいの皆様方は、この時期は特に、屋根からの落雪・落氷に十分注意しましょう。