西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

第21回 良縁祈願祭

良縁祈願祭

 

我が国では、生涯未婚率(50歳の男女で一度も結婚経験がない人の割合を計算した統計上の指標の事で、一生涯独身である可能性が高いとされる人の割合)が毎年ぐんぐんと上昇し続けており、以前からよく言われている事ではありますが特に近年は、非婚化や晩婚化の傾向が益々顕著になってきており、それに伴い日本の少子化問題も更に深刻化しつつあります。

こういった昨今の情勢を踏まえて、異性との良縁・結婚を望みながらも種々の事情によりその願いを達成されていない方々の真摯な思いを西野神社の神様にお取り次ぎし一件でも多くの交際・成婚の事例を増やすべく、今日は午後3時から、平成26年4月に斎行の第1回から数えて通算21回目、令和3年になってからは2回目となる「良縁祈願祭」を、新型コロナウイルス感染症対策を十分に施した上で当社の儀式殿にて斎行致しました。

令和元年10月 西野神社良縁祈願祭

 

本日の良縁祈願祭では、斎主と祭員の二人が、良縁を御祈念される参列者皆様方の真剣な思いを “なかとりもち” として神様にお伝えし、只管真心を籠めて厳粛に御奉仕させて頂きました。
上の儀式殿の写真は、前々回の良縁祈願祭の時に撮られたものですが、以下の写真3枚は、いずれも本日の良縁祈願祭で撮られたものです。今回の良縁祈願祭は、このような感じで粛々と執り行われました。

令和3年7月 西野神社 良縁祈願祭
令和3年7月 西野神社 良縁祈願祭
令和3年7月 西野神社 良縁祈願祭

 

今日もしくは以前の良縁祈願祭に参列して下さった紳士淑女の皆様方が、神様のお導きにより素晴らしき御縁に恵まれまして御成婚されます事を、そしてその先も、末永く幸せな御家庭を築かれます事を、私達西野神社神職一同、心より御祈念申し上げます。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

令和3年夏の西野神社花手水

昨年の夏、手水舎手水鉢の水面に沢山の紫陽花(アジサイ)を浮かべて飾り付け、多くの皆様方から大変御好評を戴いた所謂「花手水」を、今夏も実施する事となり、先週から始めました。
そのため現在当社の手水は、以下の写真のように紫陽花の花々が彩られ、鮮やかで実に綺麗な様となっております。

ちなみに、厳密にいうと神道用語で言う「花手水」とは、これとは異なるものなのですが、今回の記事に於いては、一般的な解釈に従って、お花を手水鉢の水面に生けているこの状態を「花手水」と呼称しています。

西野神社 花手水(令和3年7月)
西野神社 花手水(令和3年7月)

 

このような形の「花手水」は、新型コロナウィルス感染症予防のためお参り前の手・口のお清めは控えるよう御案内する社寺が増えた事から、「せめてお花の美しさに、参拝者の心が洗われますように」「気持ちも落ち込み気味になるこの御時世、せめて水に浮かぶ花々から涼しさや明るさを感じて貰えますように」などの趣旨から、昨年以降一気に全国的に広まりました。

そのため、花手水を実施している社寺によっては手水の流水は完全に止めている所もあるようですが、当社では、花手水実施期間中も、流水での手及び口のお清めは可能となっております。
但し、本来手水に必須の柄杓(ひしゃく)は、どうしても不特定多数の人達がその柄(え)を触れる事になってしまうため、感染症対策の観点から現在は手水舎から撤去しております。

西野神社手水舎 柄杓撤去のお知らせ
令和2年4月 西野神社手水舎(感染症対策仕様)
西野神社 花手水(令和3年7月)

 

前述のように現在は柄杓を置いていないため、当社の手水を使う場合、当面の間は以下の作法で御利用下さい。宜しくお願い致します。

① 龍の口から流れ出る水を両手で受けながら、その水で両手を洗う
② 両手で流水を受け、その水で口をすすぎ、すすいだ水は手水ばちの外に静かにはく
③ 両手で流水を受けながら、口をつけた両手を洗う

なお、上記②の「口をすすぐ」については、時節柄、素手ですくった水を直接口に入れる事が気になるという場合、省略されても構いません。その場合は①の「両手を洗う」だけ行って下さい。

 

 

当社の花手水は、有難い事に昨年同様 本年も皆様方から御好評を戴いており、ここ数日、インスタグラムなどのSNSに、参拝者が撮られた当社の花手水の写真が沢山アップされております。以下に、それらの投稿の一部を紹介致します。

 

 

 

 

 

 
 
 
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文責:西野神社権禰宜 田頭

来月の七夕まで毎日「短冊」を頒布致します

七夕(たなばた)の行事は、全国的にみると7月7日に行う地域と8月7日に行う地域に大別されますが(それ以外の時期に行う地域もありますが)、北海道は、函館・室蘭・登別・根室などでは違う事もあるようですが概ね8月7日に行われるのが一般的で、当社でも、毎年8月7日に「七夕まつり」を開催しております。
もっとも、今年の七夕まつりについては、新型コロナウイルス感染症の拡大を阻止する趣旨から(人々が「密な状態」になる事を極力避けるため)、残念ながら既に中止が決定しております。

その8月7日の七夕に先立って、当社では昨日、拝殿向拝の左右に、七夕の飾り物や短冊(たんざく)を吊るすための「青竹」を設置致しました。
これらの青竹は、一昨年までは毎年8月1日頃に設置していたのですが、今年は、時節柄多くの方々が「疫病退散(コロナ終息)」を強く願っておられる事や、七夕まつりが中止になった事などから、昨年と同じく例年より半月程早く設置させて頂きました。

令和3年7月 七夕「青竹」設置作業
令和3年7月 七夕「青竹」設置作業
西野神社 拝殿向拝(令和3年7月)
西野神社 拝殿向拝(令和3年7月)

 

向って右側の青竹の直ぐ後ろに置かれている、賽銭箱右隣の台()には、来月7日の七夕まで、色紙の短冊と筆記具を常置致します。
これらの短冊(下の写真の色紙の短冊)は無料で頒布しており、どなたでも願い事を自由にお書き戴く事が出来ます。書かれた短冊は御自身の手で、拝殿向拝の左右いずれかの青竹のお好みの所に飾り付けて下さい。

七夕の短冊と筆記具
七夕の短冊を吊るす参拝者

 

 

また、授与所窓口前の奥に置かれている絵馬掛けの直ぐ前にも、先週、短冊を吊るすための「笹の木」を1本設置致しました。

西野神社絵馬掛け前の「笹の立木」(造花)

 

この「笹の木」に吊るす専用の短冊は、授与所の窓口にて頒布しております。但し、こちらの短冊は前述の色紙の短冊とは全くの別物で、以下の写真のように、薄い木製の短冊(授与品としての名称は短冊絵馬)となっております。頒布期間は、色紙の短冊と同じく来月7日までです。

西野神社 短冊絵馬
西野神社 短冊絵馬

この木製の短冊は、授与所の窓口が開いている時間(毎日午前9時から午後5時まで)のみの頒布となり、また、色紙の短冊とは違って有料(1体200円)での頒布となり、更に、吊るして飾る場所も、前述のように色紙の短冊(拝殿向拝に設置している青竹)とは違う場所(絵馬掛けの直ぐ前に設置している笹の木)となりますので、御注意下さい。

 

つまり、当社で頒布する七夕の短冊は、「色紙の短冊」と「木製の短冊」の2種類があり、願い事を書いた後に飾り付ける場所も両者では異なるという事です。どちらの短冊も趣旨や目的は同じなので、お好みによりどちらかを御選択下さい。
ちなみに、「どちらの短冊がオススメですか?」「どちらの短冊が願い事叶いますか?」という御質問に対して、神社としての見解は「何らの違いもありません。お好きなほうをどうぞ」となります。

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

第21回 良縁祈願祭の御案内

当社では、異性との良縁・結婚を望みながらもまだその願いを果たされていない方々の思いを、縁結びに大きな御神徳がある西野神社の大神様にお取り次ぎし、「御縁に恵まれて親密な交際が始まり、そして、その交際の結果として成婚が一件でも増える事」に神社として微力ながら寄与すべく、平成26年の4月以降、不定期に「良縁祈願祭」を斎行しております。

えんむすび絵馬とえんむすび守り

 

西野神社公式サイトのトップページで今週から告知させて頂いている通り、通算で21回目となるその「良縁祈願際」を、今月24日(土曜日)の午後3時から当社の儀式殿にて斎行致します。
良縁祈願祭に御参列(出席)を希望される方は、当社公式サイトの申し込みフォームよりお申し込み戴くか、もしくは電話(西野神社社務所 011-661-8880)にてお申し込み下さい。可能な方は、直接当社にお越し戴き社務所にてお申し込みされても構いません。

なお、良縁祈願祭にお申込みをされた方は、当日は開始15分前(午後2時45分頃)までに社務所へお越し下さい。また、その際は、神様にお供えする玉串料(初穂料)として4,000円を、紅白の「のし袋」に入れてお納め下さいますようお願い致します。

 

以下の写真2枚は、いずれも過去の良縁祈願祭で撮影されたもので、今月斎行される良縁祈願際も、これと同様の形で儀式殿の大前にて厳かに斎行致します。

令和元年10月 西野神社良縁祈願祭
令和3年4月 良縁祈願祭

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

境内で紫陽花が開花しております

西野神社の夏を代表する風物詩のひとつとして知られる紫陽花(アジサイ)の開花が、先週頃から始まっております。
例年、見頃(満開)となるのは7月の中旬から下旬にかけてであり、これから境内各所でどんどん開花していくと思います。

西野神社境内で咲き始めた紫陽花(令和3年)
西野神社境内で咲き始めた紫陽花(令和3年)
西野神社境内で咲き始めた紫陽花(令和3年)
西野神社境内で咲き始めた紫陽花(令和3年)
西野神社境内で咲き始めた紫陽花(令和3年)
西野神社境内で咲き始めた紫陽花(令和3年)

 

西野神社で頒布している御朱印帳は、御朱印紙納め帳も含めると全部で3種ありますが(いずれも1冊1,500円にて頒布しております)、これら3種のなかには、満開に咲き誇る紫陽花と創祀百二十年記念碑の絵柄が表紙に刺繍されている御朱印帳もありますので、神社巡りをされている方で紫陽花がお好きな方は、宜しければこちらの御朱印帳も是非お受け下さい。

西野神社 御朱印帳

 

文責:西野神社権禰宜 田頭

西野神社アルバムの「建築関係の外祭」のページを更新しました

西野神神 神輿殿竣工祭

 

西野神社公式ホームページを構成するコンテンツのひとつである「西野神社アルバム」の、メニューページ下方にある「西野神社の執行する各種神事」の項からリンクが張られているページのなかに、「外祭」というタイトルのページがあり、そのページには、過去に当社が執行した地鎮祭上棟祭竣工祭など建築関係の外祭で撮影された写真が計15枚アップされていました。
しかし、いずれも今から10~25年程前に撮影された古い写真であり、そもそも掲載枚数も少なかったため、この度、その「外祭」ページを以下の3ページに分割した上で、それぞれ大幅に写真を追加・更新しました。

 

▼ 建築関係の外祭 【地鎮祭
https://nishinojinja.or.jp/photo/gaisai1.htm

▼ 建築関係の外祭 【上棟祭】
https://nishinojinja.or.jp/photo/gaisai2.htm

▼ 建築関係の外祭 【竣工祭・屋祓・家祓】
https://nishinojinja.or.jp/photo/gaisai3.htm

 

今回新たに作成した上記3ページでは、いずれも各写真(サムネイル)をクリックすると当該写真が拡大表示されますので、是非拡大の上、御覧になって下さい。ちなみに、拡大表示された後は、画面右上の矢印をクリックする事で、次の拡大写真が続けて表示されます。

地鎮祭・上棟祭・竣工祭などに興味のある方や、これらから当社にこれら祭典の斎行依頼を検討されている方などは、これらの写真を見ると祭典の具体的なイメージが出来ると思いますので是非参考にして下さい。

 

以下の写真はいずれは、この度 上記3ページに追加した、当社が執行した地鎮祭・上棟祭・竣工祭などの写真の一部です。

 

西野神社が執行する地鎮祭
西野神社が執行する地鎮祭
西野神社が執行する地鎮祭
西野神社が執行する地鎮祭
西野神社が執行する地鎮祭
西野神社が執行する地鎮祭
西野神社が執行する地鎮祭
西野神社が執行する地鎮祭
西野神社が執行する地鎮祭
西野神社が執行する地鎮祭
西野神社が執行する地鎮祭
西野神社が執行する上棟祭
西野神社が執行する上棟祭
屋祓

 

文責:西野神社権禰宜 田頭