西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

人形供養祭の御案内

人形供養祭

元日頃から先月中頃までの年始に当社で受けたお問い合わせの中で最も多かったのはどんど焼きの日程についてで、その次に、人形供養や厄祓い等についてのお問い合わせを多く受けましたが、先月下旬以降は、人形供養についてのお問い合わせがほとんどです。そのため、今日は、来月に執り行われる人形供養祭について改めて御案内させていただきます。

西野神社人形供養祭は毎年ひな祭りの次の日曜日に実施しており、今年は、3月4日(日曜日)の午前11時から斎行させていただきます。人形のお預かりは今月15日からで、人形の御供養を希望される方は、今月15日から来月3日までの間に当社に直接人形を持って来ていただくか、もしくはその期間内に当社に届くように人形をお送り下さい。ただし、3月4日の人形供養祭に参列される方は、当日に人形を持って来ていただいても構いません。なお、3月4日の人形供養祭が終わると、その次に人形供養を執り行う5月までは、人形はお預かりできませんでの御注意下さい。

また、電話では「御供養したいただくとおいくらかかるんでしょうか?」という質問もよく受けるのですが、だいたいの目安としてミカン箱一箱程度に収まる量であれば、玉串料として3千円納めていただいております。人形一体につきいくら、という形ではなく、一箱につき3千円、ということです。このように説明させていただくと、「ミカン箱にもいくつかの種類がありますけど、どのサイズのミカン箱で3千円なんですか?」と問い直されることもあるのですが、玉串料というのは基本的には“お気持ち”であり、当社としては所謂“商売”として人形供養をやっている訳ではないので、そこまで厳密に料金を設定している訳ではありません。

当社に直接人形を持って来ていただいた場合は、一応「玉串料として○円納めていただけますか」と具体的な金額を提示させていただいておりますが、人形を当社に郵送される場合は、「一般的なミカン箱一箱で3千円」という基準を目安に、御自分で金額を判断してお納め下さい。

なお、人形供養祭でお預かりできるのは人形のみです。人形類であれば、雛人形五月人形、市松人形、博多人形、ぬいぐるみ等、どのようなものでも構いませんが、道具類は、原則としてお預かりできません。例えば、直接人形とくっついているような道具や、人形が手にしている小道具であれば構わないのですが、人形が入っていたガラスケースや、段飾りの段などはお預かりしておりません。

段飾りの雛人形のセットなどには、人形本体以外にも豊富な道具類が付属しておりますが、そういった道具類は、塩などで清めてから処分するようにすれば、御家庭で処分されても差し支えないものです(どうしても神社に納めたいと希望される場合はお預かりできないこともないのですが、道具類は極力神社には持って来ないようお願い致します)。

(田頭)