西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

安産祈願

安産祈願の授与品

【 注 意 】 この記事には更新すべき情報や修正すべき点などが含まれていたため、この記事の改訂版として新しい記事をアップロードさせて頂きました。この記事ではなく、新しく書き直した平成23年1月31日付の記事のほうをお読み下さい。宜しくお願い致します。


今日は「日曜日」で「戌の日」であることから、安産祈願の御祈祷を受けに多くの女性が御主人や御両親と共に当社にお参りに来られました。

戌の日はなぜ安産祈願の御祈祷が多いのかというと、昨年10月25日付の記事「戌の年の戌の月の戌の日」にも書きましたが、犬は、沢山の赤ちゃんを産む割にはお産がとても軽いため安産と多産の象徴とされており、そのため戌の日は古来より安産の吉日とされ、犬にあやかってお産が軽く済むようにという願いから戌の日に安産の御祈祷を受ける来られる方が多いのです。

特に、当社の主祭神である豊玉姫命(とよたまひめのみこと)の代表的な御神徳が縁結びと安産であることから、戌の日には、当社の氏子区域以外からも、当社で安産祈願の御祈祷を受けるため、安産を願う女性が御家族と共に当社に参拝に来られるのです(今日御祈祷を受けに来られた方の中には千歳市苫小牧市からお参りに来られた方もいらっしゃいました)。

とはいっても、平日の戌の日であれば混雑する程多くの方々が来られる訳ではないのですが、今日のように休日と戌の日が重なると、時間帯によってはかなり混雑することもあります。今日は午前10時半〜正午頃にかけて、特に御祈祷が集中しました。安産祈願ほど多くはありませんでしたが今日は初宮参りの御祈祷も多かったです。

貼付の写真に写っている授与品の数々が、安産祈願の御祈祷を受けに来られた方にお渡ししている授与品のセットです。写真の左側から、お産が軽く済むようにと祈願されている「安産祈願の木札」、全国敬神婦人連合会と全国女子神職協議会で発行している冊子「腹帯イロハ -命をはぐくむ心と作法-」、当社の概要や案内が記されている「西野神社の栞」、昨年12月11日付の記事で紹介させて頂きました「安産絵馬」、昨年7月7日付の記事で紹介させて頂きました「安産狛犬」(あんざんこまいぬ)、桐の木箱に納められている高級感のある「安産お守り」です。

「安産祈願の木札」は、神棚がある場合は神棚(お宮の扉の中にではなくお宮の横)に、神棚がない場合は、立った時に自分の目線よりも上の高さの、清浄な場所(本棚とかタンスの上とか)にお祀り下さい。「安産絵馬」は、安産祈願の御祈祷を受けられた後、無事な出産を願ってその思いを書き絵馬掛けに掛けていって下さい。黒マジックは当社の玄関に用意させて頂いております。絵馬掛けは授与所の前に設置しております。「安産狛犬」は、出産までは神棚(神棚がない場合は清浄な場所)にお供えして安産を祈願し、出産後は、赤ちゃんの生年月日と氏名を記入し、初宮参りの際に当社にお納め下さい。当社に納められた狛犬は御神前にお祀りされ、神様に末永く赤ちゃんの成長をお守り戴きます。

「安産祈願の木札」と「安産お守り」は、お子様が生まれた後(初宮参りの時で構いません)、当社もしくは最寄の神社にお納め下さい(但し神社によっては、その神社で出している授与品以外は受け取ってくれない場合もあります)。

(田頭)