西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

週末で戌の日の昨日は「安産祈願」の御祈祷を受けに来られる方が大変多かったです

そもそも動物は人間に比べると総じてお産が軽い傾向にありますが、動物の中でも特に「犬」は、沢山の赤ちゃんを産む割にお産が軽いため昔から “安産の象徴” とされており、そのため犬にあやかってお産が軽く済むようにという願いから、「戌の日」(十二支の戌に当たる日)を選んで安産祈願の御祈祷を受けに神社に来られる妊婦さんや御夫婦は多いです。
妊娠5ヶ月目に入った最初の戌の日に腹帯(岩田帯)を締めて母子の健康を祈願する、という慣習は、全国的にも広く定着しております。

西野神社 創祀百二十年記念碑

 

昨日(3月27日)はその「戌の日」で、しかも週末(土曜日)でもあった事から、昨日はいつもの戌の日以上に「安産祈願」の御祈祷を受けに来られる方々が多かったです。

安産祈願の幟

 

当社では現在、昨今の社会情勢を鑑みて一回の御祈祷で社殿に昇殿出来るのは4組(4家族)までと制限させて頂いているため、昨日の特に午前中は、時間帯によっては多少お待ち戴く時間が発生するなどしましたが、感染症対策に万全を期しながら粛々と御祈祷を執り行ない、私達神職は大前にて「お子様が無事産まれ、そして出産の後も母子共々健康でありますように」という事を、祝詞奏上という形で心より祈念させて頂きました。

西野神社での御祈祷
西野神社での御祈祷
西野神社神職による御祈祷

 

下の写真は、安産祈願の御祈祷を受けに来られた方々にお渡ししている授与品のセットの一部です(全部ではありません)。安産祈願のおふだ・お守り・絵馬などが含まれています。

安産祈願 御祈祷の授与品の一部

 

文責:西野神社権禰宜 田頭