西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

小樽で某稲荷神社の御神輿を担いで来ました

某稲荷神社 神輿渡御 某稲荷神社 神輿渡御

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今年も神輿(みこし)シーズンの到来です!昨年は小樽のR神社の神輿渡御(6月22日)を皮切りに8回、一昨年は余市町Y神社の神輿渡御(6月11日)を皮切りに8回、全道各地(主に石狩・後志・上川管内)で各神社の御神輿を担がせて頂きましたが、果たして今年は何回、御神輿を担ぐ事になるのでしょうか!?

私にとっての今年の神輿シーズンは、今日のO稲荷神社の神輿渡御により開幕です!ちなみに、昨年及び一昨年御神輿を担いだ記録は、全てこちら(下記URL)にアップしております。

http://nishinojinja.or.jp/photo/blog/log.html#04-04

今日は、小樽市内に鎮座するO稲荷神社の宵宮で、今夜と明日、O稲荷神社の御神輿が氏子地域を神幸します。今日は午後7時に御旅所で発輿祭が行われ、7時半に御旅所から御神輿が出御し、1時間半かけて神幸して、9時に宮入りします。

今日の神輿渡御には、当社からは、神力会西野神社の神輿会)の会員さん2名と、宮司と私、計4名が奉仕させて頂く事になり、私達4人はまず北区に鎮座するS皇大神社に行き同社の宮司さんや太鼓会の人達と合流してから、同社宮司さんの運転する太鼓会のマイクロバスに乗せて頂き、同社太鼓会の方々と一緒に小樽に向かいました。

皇大神社宮司さんや太鼓会の方々とは、昨年も一昨年も、その前の年も、多くの渡御の現場で御一緒させて頂いており(太鼓会のバスには今まで何度も乗せて頂いております)、神輿シーズン中は何度もお会いする事になります。今日は久々にS皇大神社の太鼓会の方々とお会いして(昨年の秋以来)、今年もいよいよ神輿の季節が来たのだな!という事を実感しました。

私達が小樽に着いた時、O稲荷神社の御神輿はちょっと前に御旅所を出御したばかりで、私達は神幸中の御神輿を見つけるとすぐに御神輿の担ぎ棒の下に入り、私達同様今日の渡御に奉仕するため来られた他所の神輿会の方々と一緒に、O稲荷神社の御神輿を担いできました。札幌で開催中のYOSAKOIソーラン祭りの影響からか、土曜日の割には今日の小樽市内は人出が少なかったですが、それでも今日の神輿渡御には小樽や札幌をはじめ近隣の各神輿会の方々が大勢奉仕に来られ、昨年の秋以来、久々に各神輿会の方々と再会を果たさせて頂きました。

そして、宮入り(御神輿がお宮に戻る事)からも、私にとっては懐かしい再会がありました。拝殿内を覗くと、浅葱色の袴を穿いた神職が一人おられたのですが、よく見てみると、私の知り合いでした。3年前に神社庁で初任神職研修を受講した際、受講生の中に私の高校時代の同級生がいて、私も彼も社家の出身ではなく高校時代は二人とも神社とは何の接点もなかった人間であったため、お互いに「何でオマエ神主やってるわけ!?」と大変驚きつつも、高校卒業以来の再会を喜んだ事がありましたが、O稲荷神社は、その彼が禰宜として奉職している神社で、彼が拝殿内にいたのです。彼は、高校卒業後は自動車関係の仕事に就いたらしいですが、その神社の娘さんと知り合って結婚(苗字は変わっていないので婿養子になった訳ではないようです)した事が契機となって、神職になっていたのでした(彼の本務社はその神社ですが、普段は旭川市内の神社で奉仕しています)。

彼と拝殿の向拝で少し立ち話をし、再び会う事を約束してから、だいたい9時少し過ぎ頃に、神力会の方々、当社宮司、S皇大神社の関係者の方々と共にO稲荷神社を後にし、札幌に帰りました。今日は久々に御神輿を担いだので、担ぎ棒がずっと当たっていた肩の一部が少し痛くなりましたが(笑)、O稲荷神社の渡御に担ぎ手として参加させて頂いたのは初めての事で、私としては結構楽しませて頂きました。

今日の記事の冒頭に貼付した頂いた4枚の写真が、今日の神輿渡御の様子を写したものです。各写真はクリックすると拡大表示されますので、是非拡大して御覧下さい。上段右の写真には当社の宮司も写っています。

(田頭)