西野神社 社務日誌

札幌市西区の西野・平和・福井の三地区の鎮守(氏神様)であり、縁結び・安産・勝運上昇等の御神徳でも知られる西野神社の、公式ブログです。

立春は過ぎましたがまだ真冬です

創祀百二十年記念碑

札幌では昨日から「第60回さっぽろ雪まつり」が開幕しました(11日まで)。雪まつりが始まるまでは札幌の降雪量は少なく、今年は大雪像などに使う雪集めも大変だったようですが、なぜか開幕と同時にドカッと雪が降り出し、今日は、いくら除雪をしてもきりがないので、神社では昼以降はもう除雪を諦めた程でした(笑)。

さすがに参拝者の多い日や行事のある日などは除雪を諦める訳にはいきませんが、まぁ今日は、所謂“暇な日”でしたので(笑)。しかしこれだけ雪が積もると、雪まつり会場にある各雪像や氷像のメンテナンスも大変であろうと思います(折角の精密な彫刻が雪で埋ってしまい、放っておくとそのまま固まってしまうので)。雪像や氷像の細かい部分や精密な彫刻部に積もった雪は、落ち葉を吹き飛ばす際に使うブロワなどで吹き飛ばすそうですが、これだけ降雪のスピードが速いと、そもそも除雪作業が追いついているのか、少し心配です。

貼付の写真は、照明のように上から照射する形のヒーターで温めているにも拘らず、融雪より降雪のスピードの方が速いため段々と雪が積もりつつある、当社境内にある、犬の親子を象った創祀百二十年記念碑です。この記念碑も、今日はもう除雪も融雪も諦め、これ以上雪が降り積もらないようにと、昼過ぎ頃に大きな透明のビニールカバーで記念碑全体を覆ってしまいました。

先月の札幌は、この時期にしては珍しく雨が降ったり、その雨により道路上の雪や氷の大半が融けたりと、全く真冬らしからぬ天候や気温となりましたが、今日の札幌は、気温も氷点下4℃と平年並みに低くなり、雪も深々と降り続き、実に真冬らしい天候・気温となりました。雪まつりを見学するため道外や海外から札幌に来られている観光客の皆さん方も「ちょっと寒くて辛いけど、でもこれぞ北海道。まさにイメージ通り!」と納得しておられるのではないでしょうか(笑)。しかし立春は過ぎているので、実は暦の上ではもう春のはずなんですけどね(笑)。

(田頭)

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