参集殿上棟祭
西野神社では現在、西野神社創祀百四十年記念事業のひとつとして、境内の一画で「参集殿」(さんしゅうでん)という殿舎を建築しておりますが、昨日は午前10時から、新築工事中のその参集殿の中で、斎主・祭員・典儀(司会)の3人奉仕により、上棟祭(じょうとうさい) が執り行われました。
上棟祭は、棟上げ(むねあげ)とも呼ばれる建築儀礼で、地域や方法などにより異なる事もありますが一般には、建物の新築工事に於いて、柱・棟・梁など基本部分の構造が完成して棟木を上げる段階で、その建物の今後の無事や、工事が引き続き安全に行なわれる事などを願って執り行われます。
順番としては、新築工事の着工に先立って先ず地鎮祭が、その工事中(棟木を上げる時)に上棟祭が、そして竣工(完成)時に竣工祭(屋祓い)が、それぞれ現地で斎行されます。
参集殿の地鎮祭の様子については8月24日付の記事で詳述した通りですが、その地鎮祭の斎行から約4ヶ月を経て、無事に上棟祭を迎える事が出来ました。
なお、本来であれば祭典の後に行なわれる直会は、感染症対策の観点からこの度は中止とさせて頂きました。
昨日の参集殿上棟祭の様子を写した写真は、「西野神社アルバム」の令和3年12月「参集殿上棟祭」のページ(以下のURL)にも多数掲載しましたので、宜しければそちらも併せて御覧下さい。
https://nishinojinja.or.jp/photo/r031202.htm
また、昨日の上棟祭の動画は、LINEの西野神社公式アカウントから LINE VOOM(タイムライン)にアップロードしておりますので、そちらも是非御覧下さい。
ちなみに、私が平成16年4月に西野神社に奉職してから、当社の境内で上棟祭が斎行されるのは、平成20年1月の神輿殿上棟祭、平成31年4月の儀式殿上棟祭に次いで、これが3回目となります。