今日は、旧厚田村（昨年１０月に石狩市に吸収合併され現在は石狩市厚田区）に鎮座する某Ａ神社に、当社の宮司や神力会の会員さんたちと一緒に、御神輿を担ぎに行ってきました。
今日は、私が行く外祭はなかったのですが、宮司は霊祭に行かなければならなかったため、宮司と私は別々に出発し、私は宮司よりも少し早く午前１１時半に当社を出発し、昼の１時過ぎ頃に厚田のＡ神社に到着しました。当社とＡ神社は同じ石狩支庁管内に鎮座しているものの、両神社間はおよそ５０㎞の距離があり、片道だけで１時間半はかかりました。
午前中の渡御はどういうルートだったのか知りませんが（船による渡御があったそうですが）、私たちが参加した午後の渡御は、午後２時頃に厚田小学校（ここではカレーライスが振舞われました）を出発し、漁港や老人ホームなどを経て午後４時半頃に神社に還るルートで、途中何回か休憩を繰り返しながら（漁港近くの御旅所ではタコの刺身が振舞われました）賑やかに渡御が行われました。漁港で休憩したときには、酒と祭りの雰囲気によりテンションが上がった神輿の担ぎ手数人が、同じ担ぎ手の一人を海に投げ入れていましたが、それも毎年恒例のイベント（？）なのだそうです。投げ込まれた人は勿論仲間たちによりすぐに救出されていましたが。
渡御の途中からは激しい雨が降り出したため、全員が全身びしょ濡れになり、結構大変な思いもしましたが、それでも、私にとっては厚田での渡御に参加したのは初めての経験だったので、厚田のお祭りの雰囲気を実際に肌で感じることができ、とても貴重な経験となりました。
（田頭）
